内容説明
人事の世界に数学・科学の道具を思い切って使ってみて、その遙か先の人間の不思議に遭遇したいのである。人事工学を提唱する所以である。
目次
新しい社会の人間関係―「善さ」によるアプローチ(村井実)
制度いじりよりなにより文化づくりのために“学知”を適所に。(渋江隆雄)
情は管理できない。しかし情で納得する管理はできる。(伊藤弘)
嫌な仕事をさせないためのデータベースづくりに精を出す。(東俊)
けさぎりの人事をせずに、T型の素材を見つけエデュケート!(田中英一)
対等の“出向者人事”から、いまプロパー加え自立した人事路線を!(沢口保之)
新しい人事テスト構築の試み―「排除の思想」から「登用の思想」へ(清水佑三)
面接の研究―志願者への評価と社員への評価の整合性(岡太彬訓)
医にみる科学的診断とヒューマン・ファクター(相川直樹)
「いまどきの若者」を評価するモノサシ(駒根章)
“第三の動機づけ”が、いま必要になった(武田清紀)