内容説明
美しい天体写真で構成した宮沢賢治のメルヘンの世界。銀河写真24枚挿入。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書大好きユウキン
2
8月10日から12日の3日間に岩手県の盛岡と花巻に旅行したので、花巻出身である賢治さんの作品に触れたいと思い読みました。趣旨は恐らく「人間の幸せとは何か?」を賢治さんなりに熟思し書いた作品だと思った。僕自身も本当の幸せとは何かを何度も考えることがあるので共感する場面も所々あった。この本もまた僕の人生に役立ったと思う。 次『銀河鉄道の夜』を読むときは文庫か単行本で読みたいと思う。2024/08/16
卯月
1
再読。イラストレーション加賀谷穣(宇宙イラストで有名なKAGAYA氏)。KAGAYAさんで『銀河鉄道の夜』の絵本とあったら買うしかないでしょ! 読メでは書影が出ないが、ぜひAmazonへ行って見ていただきたい。宝石を散りばめたみたいな川の水と輝くススキの野、硝子のような質感のリンドウの花、エッシャーを連想する一面の渡り鳥、透きとおる蠍の火、これぞ宮沢賢治の世界。青年が船の事故について語る場面、無数の泡しか描かれていないのに、恐ろしい緊迫感。私には無理だが、交差法や立体法で見ると立体視できるイラストも掲載。2016/09/19
懐
1
文体が不思議ですね。 他の短編も楽しんでます。2014/05/28
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