内容説明
美しい天体写真で構成した宮沢賢治のメルヘンの世界。銀河写真24枚挿入。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
卯月
1
再読。イラストレーション加賀谷穣(宇宙イラストで有名なKAGAYA氏)。KAGAYAさんで『銀河鉄道の夜』の絵本とあったら買うしかないでしょ! 読メでは書影が出ないが、ぜひAmazonへ行って見ていただきたい。宝石を散りばめたみたいな川の水と輝くススキの野、硝子のような質感のリンドウの花、エッシャーを連想する一面の渡り鳥、透きとおる蠍の火、これぞ宮沢賢治の世界。青年が船の事故について語る場面、無数の泡しか描かれていないのに、恐ろしい緊迫感。私には無理だが、交差法や立体法で見ると立体視できるイラストも掲載。2016/09/19
懐
1
文体が不思議ですね。 他の短編も楽しんでます。2014/05/28