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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
28
限定版署名本入手。この画家に初めて出会ったのは異形コレクションの扉であったが、あのメルヘンめいた悪夢を久しぶりに堪能できて大満足。兎に角エロスとタナトスが本の外までも溢れ出て来そうな一冊だった。可愛らしい人形やいたいけな少女達に医療器具というギミックを追加するだけで、そこは一気に地獄めいた場所に一変。猛毒を含んでいる為、万人にお勧めできるような内容ではないけれども、波長の合う人にはたまらない。そんな画集です。個人的には人形のメルヘン地獄が好きだが、リアルな方にはとんでもない悪夢があるからそちらも捨て難い。2013/01/22
兎乃
13
HANAさまに、背中をズドーーーンと押されて一気に夜な夜な毒夢へ。誰にも見せたくないな~。私一人の宝物ってことにしておきたいなぁ。あの!表紙からの再版ですよー。パンパンの方じゃなくて、気泡が入ってる方はお宝自慢の一冊。うん、私、馬鹿だ!春には、トレヴァー・ブラウン展が開催されるそうだし。『ガールズ・ウォー』も楽しみ。「閉塞した世界にレジーム・チェンジを突きつける少女たちのラブゲバ宣言!ロリータ・パンク革命をオルグする英国人画家トレヴァー・ブラウン、来日20年目に放つ 闘争とは」おおお♪ 2013/02/04
梟をめぐる読書
4
包帯少女や傷だらけのロリータの無垢(イノセント)を蹂躙するためだけに病院という空間を借りて繰り広げられる、〝いともたやすく行われるえげつない行為〟(“トレヴァー・ブラウン”とルビ打ちしたかったけど断念)の数々。今年のトレヴィル、画集は再販ばかりだったなぁ…。2012/12/23
レティクル座に希望を見出だすCES
0
暗い部屋の中で一人でこっそりとほくそ笑みながら読みたい作品でした。私が逮捕されたらこの本のせいにされるでしょう(笑)2017/06/05