幻冬舎新書<br> 警察用語の基礎知識 事件・組織・隠語がわかる!!

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幻冬舎新書
警察用語の基礎知識 事件・組織・隠語がわかる!!

  • 著者名:古野まほろ【著】
  • 価格 ¥877(本体¥798)
  • 幻冬舎(2019/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344985506

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内容説明

警察そのものへの好悪は別にして小説、映画、ドラマ…etc.と『警察モノ』は絶大な人気を誇る。本書は、それらとリアルな警察との橋渡しをするべく、元警察官でありキャリア警察官僚であった人気作家が、よく使われる言葉を、「事件」「警察関係者」「警察組織」「隠語」の4ジャンルに分け、虚実も含めて平易かつ正確にエッセイ形式で解説した。『警察モノ』ファンのみならず、警察官及び官僚志望者、警察エンタメの作者、現場での刑事訴訟法の活用を知りたい学生にも「警察というカイシャ」の実態がわかる画期的な警察読本。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

香菜子(かなこ・Kanako)

38
警察用語の基礎知識 事件・組織・隠語がわかる! !。古野まほろ先生の著書。好きな作者先生の作品を原作にしていたり、好きな俳優さんが出ている警察もの、刑事もののドラマや映画を見ると、普段は聞きなれない警察用語がたくさん出てきて困ってしまう人は多いと思う。でもこちらの古野まほろ先生の解説を読めば今までわからなかったこともわかってすっきりします。2019/09/06

シタン

26
ミステリ作家古野まほろは、元警察官僚という経歴を生かして警察に関する新書を書いている。非常に癖が強く人を選ぶ作家だが、新書となると読みやすく、初心者にもオススメ。 本書は警察用語に焦点を当てたもので、実際にどんな用語がどんな意味で使われているのかがわかる。過去の新書と比べると、内容は濃い。なので、先に新潮新書の『警察手帳』あたりを読むことをおすすめする。文体についていえば、癖をだいぶ抑えめにしていて悪くいえば平凡。独特の(司馬遼太郎も似た)段落構成や論理の運びが好きなのに。言葉のチョイスのセンスはさすが。2019/04/21

hk

19
「巡査、警部補、警視、警視監…係長、課長、部長…このように警察には階級と役職という2つの出世指標がある。これが組織の内実をわかりにくくさせている一因だ」「警察庁官僚は警察の職務を執行できない ex.捜査令状を取得できない」「警視庁は東京都の警察機構であり建前論としては他の道府県警察と横並びだ。だが5万人という破格の陣容を誇り大きな事案において警視庁の力は不可欠である。だから警察庁や道府県警察から一目置かれている。そのため”警視庁”という二つ名を頂いているのだ」…などなど警察についての雑学を得られる一冊だ。2019/06/16

みなみ

18
元警察官僚という経歴を生かし、警察に関する豆知識をまとめた本。組織・役所の解説や捜査関係で良く使われる隠語隠語、警察内部と外部で使われる言葉のギャップ等が分かりやすくまとめられている。驚くような話は無かったものの、警察官は、自殺後にどう警察で対応するかを知っているために自殺を思いとどまるという話は、ブラックジョークながら納得してしまった。2019/12/15

きみたけ

17
警察用語をジャンルごとに分けてわかりやすく解説。警察というカイシャの実態がわかる画期的な本。古畑任三郎は警部補で係長相当とか、十津川警部は現場に出過ぎなど、警察モノのドラマやアニメなどの妥当性をまじめに解説(面白かった)。2020/08/28

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