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内容説明
50年代の抽象主義と決別したベクシンスキが次々と描いた60~70年代のドローイング/デッサンは、ポルノグラフィへの転向としてポーランド美術界の一大スキャンダルとなった。神秘主義と性的倒錯世界に触発されたこの時期は、ベクシンスキ芸術のなかで最もエロティックで最もダークな作品が生まれたが、それは画家の比類無い想像力を涵養し、やがて偉大なる幻想画家ベクシンスキが誕生するための重要な揺籃期でもあった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
彬
3
ドローイングのみ。前半と後半で線の質が違う2011/03/28
wanted-wombat
1
主にドローイングを集めた作品集。初期の頃は人物的な存在をモチーフに描いている作品が多いが、現代に近づくに連れ、線も滑らかになっていき風景などが見て取れるような、視点が広くなっていくような印象。絵画作品よりもドローイングの方がグロテスク的。色がないぶん、個々の作品の印象がとても強烈。2013/09/18
ハイカラ
0
ドローイング集。本の前半の作品は線の荒々しいエログロチックなものが大半で、後半のやつは静謐な感じだった。いい意味でも悪い意味でも一度目にしたら忘れられない作品が揃っている。2015/01/11
アテルイ
0
まさか、夢に出るとは想わなかった。それほどあの絵は、心に刻み込まれたということか・・・2012/12/30
にかの
0
この巻は、ほかの巻とは違いデッサン集のようになっています。ですが、むしろこっちの方がべクシンスキーらしさが出ているものもあるのではないかとおもいます。全巻通して、楽しく見させてもらいました。