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なぜ広島の空をピカッとさせてはいけないのか

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  • サイズ B6判/ページ数 295p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309908304
  • NDC分類 704
  • Cコード C0070

内容説明

平和都市ヒロシマの空に「ピカッ」と書いて大目玉を喰らったアーティスト、チン↑ポムがあの「騒動」について被爆者団体代表と語る。

目次

1 ピカッとさせた。大騒ぎになった。そして、謝った
2 爆心地から、「ピカッ」騒動を検証する―なされた行為とまだ見ぬ作品と
3 ヒロシマ再訪―被爆者とChim↑Pomの対話
4 表現されてきた戦争と新しい戦争美術
5 社会と表現、自由と公共性を巡って
6 それは芸術なのか、芸術なら許されるのか
7 特別寄稿…政治と美術の関わり、思想と実践の狭間
8 インタビュー/特別座談会…Chim↑Pomが聞く
9 Chim↑Pomリーダー自ら、「ピカッ」騒動を振り返る
10 広島市現代美術館とヒロシマ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yori

4
★★★★☆ 「ピカッ」を初めて知った時は不快だったし、気持ち悪い事するな、と思った。でも騒動を知ってChim↑Pomを知ると見方は一気に変わった。あの軽さは、我々原爆にリアリティーが持てない、戦争の無い時代に生まれたアニメ世代の軽さなのか、と。そうすると、最初に嫌悪感を抱いた自分の恥ずかしさに気付くわけで。ヒロシマの事も原爆の事も平和についても全然考えて来なかったくせに、何にも結局分かってないくせに、嫌悪感ってなんだよ、、と。騒動を含めての作品な気がする。2012/07/28

arnie ozawa

2
Chim↑Pomはチャラくてふざけているようでいて、実のところ、ひどく真剣にそれでいて肩の力を抜いて本質を掴もうとしているのが好きで(単純に紅一点のエリイが好きなのもあるが)以前から気になっていた。この出来事も知ってはいたが詳しい顛末までは押さえておらず、様々な立場の人が参加したこの本は本当に興味深かった。それにしても「闘う君の歌」を笑うくらいならともかく、したり顔で批難する「闘わない奴ら」には本当に腹が立ち、Chim↑Pomを一番気遣い応援したのは被爆者団体の方々だったということには胸のすく思いがした。2016/06/10

喜多郎

2
閉鎖空間であれば好きなだけやればいい。しかし街中でやるのであれば配慮が必要。津波にさらわれた地で「ざっぱーん」とか福島第一原発で「どっかーん」とか空に描くことができるのか。東日本大震災を経験した世代であればできないはずだ。原爆を知らない作者は地獄を経験した被爆者の気持ちがわからないのだろう。彼らの傲慢な表現のためにゲリラ的に空に描かれた見たくもない文字を見させられ、思い出したくないものを思い出さされ、塞がったキズをこじ開けるようなことをされた被爆者はどうすればいいのか。優しさがなさすぎる。写真に書けよ。2014/01/27

村長

2
読んで思ったのは「ヒロシマ(平和)って厄介だな、めんどくせぇな」ということ。ネット上でチンポムを叩く人は大勢いるけれど、自分は叩けないな、とも思った。叩いている人達はチンポムが大目玉を食らった後積極的に被爆者団体と会ったりしている事を知っているのだろうか。借金までしてこの作品を作ろうとしたことを知っているのだろうか。過去に地雷の撤去や義足寄付を行っていることも知っているのだろうか。少なくとも、今年起きた大地震に対して何のアクションもしていない自分は何も言える立場ではないな、と思った。読んで損はないはず。2011/06/22

がんぞ

1
直後に行われた祭國強の「原爆ドームに黒い花火」は、前日、チン↑ポム謝罪記者会見の際、被爆者団体代表に事前通告したことで問題視されなかった、がむしろ論議を呼ぶことがチン↑ポムの望むところ/エノラゲイの米軍の爆撃機基地の意匠は遊び半分の殺しとしか思えない。落下傘降下した飛行士を絞首刑にしたら戦後、きっちり戦犯とされ報復処刑された。トルーマンも自然死して復讐の機会を逃した/核廃絶は政治課題ではない人類の悲願。2003年「被爆者が証言できなくなる2020年までに」と目標が定められ、オバマの広島訪問につながったが…2020/09/17

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