内容説明
女性であるにも関わらず男性の身体を持って生まれ、再び女性へと帰還した類無き人間美の体現者達。類無きミュージシャン平沢進が類無き視点で綴る類無きフォト+エッセイ集。
目次
SP‐2との遭遇
第四の“楽”テーブルの上の平穏
バイオスフィアへようこそ
死と再生
403Forbidden
太古のエコー、珠玉の微笑はエンドレス
秘密と開示の交差路
ターイレーオ
賢者のピーマリン
隣人は天上の人
パスの重き門
私は自分が大好きです
Nurse Cafe物語
Helenの方法
黒きナンファー、白き失恋
母よ。死刑台のダーゴンファイ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しえろ
2
ほんとヒラサワの書く文章は面白いなー2013/03/23
t
2
以前から読みたいと思っていた本だったので手にとってみた。 彼女たちの言葉、生き様、写真からあふれる平沢氏の想い、文章全てに心を打たれた。 色々と考えさせられる一冊。2013/03/04
ImpactDrill
1
宝塚歌劇を見た直後にこの本を読んだら、性別というものの境がよく分からなくなるほど脳みその中身を引っ掻き回されて、とても面白かった。 宝塚があり、歌舞伎には女形がいて、ものすごい色っぽい女を落語家が演じることもあるわけで、SP-2の考え方と日本って相性悪くない気がするんだけどどうなんでしょね。2014/06/21
ななし
1
著者名と、自分も性自認について悩んでいるために以前から読みたかった本。波乱万丈のSP-2たちの力強い言葉や生き様が胸に響いた。私もこのままでいいのだと思えた。そして彼女たちの生きる姿に、美しさの正体を見た気がした。2012/01/26
可兒
1
著者名で読んだ2011/04/18