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出版社内容情報
山本タカトが生み出した新しい日本趣味・耽美主義の画集。谷崎、鏡花等々への挿絵、伊藤彦造、高畠華宵らへのオマージュ画を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
高宮朱雀
15
表紙のイラストの女性の目力に惹かれた。一見妖艶だが、改めて見返すと恨みがましさの方が強い。射抜くような視線が読者である自分にまで刺さって来るような迫力だ。 アングラ感・エログロ感の部分は、どこか松井冬子氏の作品と似通っているように私は感じる。 古来、人間は目に見えざるものとも共存し、時にその力を借りながら暮らして来たのではないか?そういう意味で、現と虚の境界線の世界、或いはギリギリの精神世界に彼や彼女らは生きているのかも知れない、そう漠然と思った。 偉人へのオマージュは、それを遥かに越えて進化している。2022/04/16
tomatobook
4
東京堂書店でたまたま見かけた画集。好きとか嫌いとかではなく、とにかく衝撃を受けて目を見張った。もっと見ていたいと思った。下絵から既に完成されてる。絵のテイストから勝手に30代なのかと想像していたが、1960年生まれ。先月まで個展をしていたらしい、、次回は2-3年後かな。2024/04/11