内容説明
不思議で美しい魚たちの生態はもちろん、絶品の魚料理から釣りをめぐる新知識、日本各地に残された魚にまつわる数々の伝説など…「魚博士」として親しまれた末広恭雄の全仕事より、名作・傑作をあますところなく収録。魚種ごとにわかりやすい事典形式、現代の研究者による最新事情も充実した読書人待望の新シリーズ。
目次
ソウダガツオ類
タイ類
タカノハダイ
タチウオ
ダツ
タツノオトシゴ類
タラ類
ダンゴウオ
チョウザメ類
チョウチョウウオ類
テンジクダイ類
トウゴロウイワシ
トビウオ類
ニザダイ類
ニシン
ニベ類
ハゼ類
著者等紹介
末広恭雄[スエヒロヤスオ]
1904(明治37)年、東京に生まれる。東京帝国大学農学部水産学科卒。農学博士。農林省に農林技官を任官、のちに水産試験場七尾分場長に就任。東京大学農学部教授、京急油壷マリンパーク館長などを歴任。シーラカンス学術調査隊を結成、総指揮をとる。日本作曲家組合会員、東京大学名誉教授、勲三等旭日中綬章。1988(昭和63)年7月、永眠
木村清志[キムラセイシ]
1953(昭和28)年、京都に生まれる。三重大学水産学部水産学科卒。京都大学にて農学博士号を取得。三重大学水産学部附属水産実験所助手を経て、三重大学助教授として紀伊・黒潮生命地域フィールドサイエンスセンター附帯施設水産実験所において、魚類の分類と系統に関する研究、魚類の生活史と資源生態に関する研究などを続ける一方、後進の指導にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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