出版社内容情報
ウイルスにとって、人間はとるにたらない存在にすぎない--ウイルス研究の泰斗が、ウイルスと人間のかかわりあいを大きな流れの中で論じる。旧版に、COVID-19を中心とする最新知見を加えて増補改訂。エマージングウイルスが次々と人類を襲う現代にあって、これまでを俯瞰し、これからを考える、たしかな視座を提供する。
内容説明
ウイルスにとって、人間はとるにたらない存在にすぎない―ウイルス研究の泰斗が、ウイルスと人間のかかわりあいを大きな流れの中で論じる。旧版に、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)を中心とする最新知見を加えて増補改訂。エマージングウイルスが次々と人類を襲う現代にあって、これまでを俯瞰し、これからを考える、たしかな視座を提供する。
目次
1 ウイルスの歴史は長く、人間の歴史は短い
2 進化の推進力となったウイルス
3 ウイルスはどのような「システム」か
4 ウイルスと生体のせめぎ合い
5 ウイルスに対抗する手段
6 現代社会が招くエマージングウイルス
7 エマージングウイルスの時代をどう生きるか
8 人間とウイルスの関係を考える
著者等紹介
山内一也[ヤマノウチカズヤ]
1931年、神奈川県生まれ。東京大学農学部獣医畜産学科卒業。農学博士。北里研究所所員、国立予防衛生研究所室長、東京大学医科学研究所教授、日本生物科学研究所主任研究員を経て、東京大学名誉教授、日本ウイルス学会名誉会員、リエージュ大学(ベルギー)名誉博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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zoe
みなみ
西澤 隆
makio37
海星梨
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- 和書
- 化学と薬学の教室 13