唐津焼の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 260p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784309905761
  • NDC分類 751.1
  • Cコード C0072

内容説明

唐津焼の名門・陶芸家中里逢庵(十三代中里太郎右衛門)が、長年の古窯の発掘研究、伝統技法の調査復元、数十回に及ぶ海外調査で得た成果を基に、唐津焼の謎とされた諸説に敢然と挑戦。これにより82歳にして博士号(学術)を得たのである。本書はその博士論文に加筆した逢庵快心の唐津焼研究の書である。

目次

唐津焼研究の回顧と本論の課題
第1部 唐津焼の歴史と諸窯(唐津焼の起源と古唐津の時代;磁器完成後の唐津;唐津焼の伝播と普及)
第2部 唐津焼の技法と名称(唐津焼の材料と焼成法;唐津焼の成形法;唐津焼の装飾技法;唐津焼の名称と分類)
本論の成果と残された課題

著者等紹介

中里逢庵[ナカザトホウアン]
本名忠夫。1922(大正11年)5月31日、唐津焼の名門中里家の長男として、佐賀県唐津町に生まれる。1951(昭和26年)第7回日本美術展に初出品初入選。以降日本美術展、改組日展に所属して活躍。1958(昭和33年)第1回日展出品作品で特選受賞。1961(昭和36年)現代工芸美術家協会会員となる。1969(昭和44年)十三代中里太郎右衛門を襲名する。1978(昭和53年)日本新工芸家連盟の会員となると同時に同連盟理事就任。1984(昭和59年)日本芸術院賞を受賞。1985(昭和60年)社団法人日展理事に就任。知新会を組織し代表世話人となる。1992(平成4年)佐賀県重要無形文化財に認定。2000(平成12年)日工会会長に就任。2002(平成14年)京都大徳寺本山にて得度し、逢庵を授かる。2004(平成16年)京都造形芸術大学より「唐津焼の研究」にて博士号(学術)を取得。その間、中国、韓国、東南アジア各国をはじめヨーロッパ各国訪問数十回。著者、共著多数。佐賀県唐津市在住
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