今昔お金恋しぐれ―文学にみるカネと相場99話

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  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309903903
  • NDC分類 904
  • Cコード C0034

内容説明

透谷、一葉が相場に命を燃やし、「一獲千金は当代の呪文」と居直る緑雨。孔子は「お金を超越しろ」とのたまえど、唖蝉坊はうたう「あゝ金の世や、金の世や」。

目次

1 相場―透谷、荷風、一葉、尾崎一雄、北杜夫、佐藤愛子…相場に命を燃やす文人たち
2 バブル―ウサギ、万年青、小鳥、黄金、米、生糸、株、「棺材辺」…投機に夢見る人々
3 吝嗇―守銭王アルパゴンから間貫一まで「あるものを失うまい」と腐心する面々
4 金銭観―あゝ金の世や金の世や、金だ金だよこの世は金だ、一も二も金、三も四も金だ
5 借金―バルザック対石川啄木、「借金の天才」テクニックの極意
6 相場師―天下の糸平、雨敬、鈴久、K紡、ギューちゃん、山種、是銀、ケインズ、リバモア…天才相場師のうしろ姿

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