出版社内容情報
中国とはどういう国か。その歴史を図やイラストを使いながらわかりやすく、ていねいに。コラム「そのころ、日本では?」も便利。
内容説明
中国って、千変万化している。どれほどの興亡がくり返されたのか?教科書よりもわかりやすい中国がたどってきた激動の歴史。
目次
1 文明の誕生
2 帝政のはじまり
3 南北分立の時代
4 五代十国から宋
5 大帝国の統合
6 グローバル化とともに
7 共和国の成立
8 中華人民共和国
著者等紹介
岡本隆司[オカモトタカシ]
1965年、京都府生まれ。京都府立大学文学部教授。博士(文学)。専門は近代アジア史。2000年に『近代中国と海関』(名古屋大学出版会)で大平正芳記念賞、2005年に『属国と自主のあいだ 近代清韓関係と東アジアの命運』(名古屋大学出版会)でサントリー学芸賞(政治・経済部門)、2017年に『中国の誕生 東アジアの近代外交と国家形成』で樫山純三賞、アジア・太平洋賞特別賞をそれぞれ受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
66
さっと流れを追うのに便利です。 膨大な事件や名前はとても覚えきれないけど。 なるほど一冊でまとめるとこんな感じか。できるものですね一冊に2023/04/11
まえぞう
29
この手のシリーズものは全部揃えたくなるので要注意ですが、監修が岡本先生だったので、つい買ってしまいました。内容はバランスがとれていて、索引としてよくまとまっていると思います。2020/09/10
サン
20
紀元前から中国の文明や文化、思考などをかなりわかりやすく説明してくれる。 近代の前までは有名な部分を抽出して紹介、近代以降は他国や指導者の思惑などもあるので、学生時代に履修したことを思い出しながら読んだ、、 文章が小難しくなく、くどくなく読みやすい。この人の本を他にも読みたいと思った。2023/12/13
きたぴー
18
それなりに面白いが、あまりにサラサラと流れていくので、一度読んだ位ではそれ程頭には入らない。それでも巻末に世界の出来事と関連付けた年表もあるし、手元に置いて関連した話題の際にその都度確認して頭の中を整理するには悪くないのかも。自分は『信長の野望』は大好きだが『三国志』はそこまで詳しくないので、世界的スケールの元や、日本との関係性も濃くなる清以降の近現代史が面白かった。軍閥の台頭に果たした袁世凱の役割などは理解が深まった。しかし、結局日本の話になるが、関東軍と陸軍中枢の暴走が日本を破滅に導いたのが許せない。2025/09/06
Book Lover Mr.Garakuta
16
図書館本:中国史の変遷を分り易く解説してくれた2021/03/06
-
- 和書
- スポーツツーリズム入門
-
- CD
- ポーグス/堕ちた天使