出版社内容情報
昭和戦前~1970年代までの遊園地・動物園を47都道府県コンプリート。絵葉書、パンフレット、切符、地図、貴重リストを掲載!
内容説明
ジェットコースター、お猿電車、豆自動車、観覧車、コーヒーカップ。ゾウやキリンにフラミンゴ。…わくわく!!どきどき!!前日から楽しみだった夢の国!昭和戦前~一九七〇年代までの遊園地・動物園を47都道府県コンプリート。絵葉書、パンフレット、入場チケット、園内図から「あの頃のあこがれ」を探る。巻末には詳細な「日本の遊園地・動物園リスト」つき。
目次
第1章 東京の三大遊園地(豊島園;浅草花やしき;後楽園遊園地―東京ドームシティアトラクションズ)
第2章 東日本の遊園地・動物園(札幌市円山動物園・中島公園子供の国;オタモイ遊園地;桐生が丘公園・分福ヘルスセンター ほか)
第3章 西日本の遊園地・動物園(京都市動物園;愛宕山遊園地;京都パラダイス・市岡パラダイス ほか)
第4章 東京の遊園地・動物園(恩賜上野動物園;玉川遊園地・二子玉川園;多摩川園 ほか)
第5章 47都道府県の遊園地・動物園事情
著者等紹介
生田誠[イクタマコト]
東京大学文学部美術史専修課程修了。元産経新聞社記者。日本を中心とした絵葉書の収集、研究を行う。絵葉書・地域史研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みかん🍊
91
昔懐かしい遊園地や動物園が紹介されている、関東はあまり馴染みがないので流し読み、関西はなくなってしまった懐かしのあやめ池やドリームランド、まだ現役生駒山とそして我が地元のナガシマスパーランドと鈴鹿サーキットがちゃんと載っていたのは嬉しい、自分が子供の時、そして自分の子供が小さい時と遊園地や動物園は子供の楽しみの場所。2022/09/03
スノーマン
21
開園期間を限っているので、私の遊びに行った多くの施設が載っていないなと寂しく感じたが、親戚によく連れて行ってもらったびわ湖タワーや修学旅行で行った奈良ドリームランドが載っていて、おおーっそんな古くからあるんだ!と驚いた。遊園地を詳しく解説、という内容とは言えないけど、チケットや案内図などのデザインやフォントが昭和の懐かしさ漂うものばかりで、それなりに楽しい。コロナ禍もあり、ますます経営は大変な時代かもしれないけど、子供たちがわくわくする場所は残って欲しい。2022/10/05
スプリント
11
子供の頃楽しんだ遊園地や動物園も掲載されていて懐かしさに浸ることができました。 なくなることはないと根拠もなく思っていましたが気がつけば閉園してしまったことに時の流れを感じます。2024/07/10
遠い日
9
昭和30年代の子どもとして生まれたわたしは、どがつく田舎育ちなので、動物園も遊園地も知らずに大きくなりました。小学生に上がってから、よその都会に連れていってもらって動物園と遊園地を初体験しました。遊園地も動物園も訪れるのが一大イベントだった時代の、わくわくどきどきの空気感を感じるレトロな写真が魅力的です。行ったことがなくても「懐かしい」雰囲気は伝わります。2022/08/12
hitotak
7
戦前戦後の日本各地の遊園地・動物園の絵ハガキ、切符、パンフレット等を集めた一冊。読み物の部分が和暦・西暦の併記とデスマス調での文字数水増しもあり内容は薄い。参考文献も少なく、2000年以降のものばかりで、当時の新聞・雑誌記事も見ていないようだ。巻末の遊園地リストでも調べればわかるような開園・閉園年を「不明」で終わらせているものがいくつもある。著者は絵ハガキ蒐集には熱心でも遊園地そのものにあまり興味がないのだろうと思う。もっと遊園地に愛着のある人に書いてほしかった。2022/06/05