出版社内容情報
名画の“どこ”が美しいのか? 歴史の“なに”を変えたのか? ラスコーの壁画からウォーホルまで、世界一わかりやすい名画鑑賞ナビ
内容説明
名画はどこが美しいのか?歴史のなにを変えたのか?洞窟壁画から現代アートまで、一目瞭然!美的センスと美術史の教養が身につく最強の名画鑑賞ナビ!!
目次
1 ルネサンス→印象派 名画の時代―巨匠と名画の黄金時代(初期ルネサンス;ルネサンスの美意識;盛期ルネサンス ほか)
2 キュビスム→ポップ・アート 現代の絵画―二十世紀美術の大冒険(色彩の解放 フォービスム;形体の解体 キュビスム;心象の具象 具象絵画 ほか)
3 原始美術→中世美術 名画の序曲―人間は何を描いてきたのか(美術の誕生 原始美術;王権の美術 古代メソポタミア;墳墓の美術 古代エジプト ほか)
著者等紹介
西岡文彦[ニシオカフミヒコ]
1952年生まれ。多摩美術大学教授。版画家。柳宗悦門下の森義利に入門、伝統版画技法の継承者となる。著書多数。そのユニークな著作によって、名画の謎解きブームを引き起こし、今日の美術書や美術番組のスタンダードを確立した第一人者としても知られる。テレビ番組の企画・出演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
2
ふむ2023/12/26
kaz
1
同じテーマを扱った作品の時代ごとの対比等があり、西洋画の歴史をざっくり理解するには、とても有益。紹介されている作品は、基本的には著名なもの。 2019/06/30
うあー
0
ゾファニー『ウフィツィ美術館の特別室』って写真じゃなくて絵なんだよね。すごい。美術館にある絵画や美術品が本物と同じように描かれてる、つまり模写なんだけど、どれだけ手間がかかることか。 ラファエロ『小椅子の聖母』について「聖母の女性的な魅力が強調されているのが特徴的。」(p21)とあり、確かに女性的な魅力を感じるけど、身体が見えてるわけでもないのに、なぜそう感じるのだろうか。顔の表情だろうか。 フォーヴィスム マティス 2025/06/25