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ふくろうの本
図説 長崎の教会堂―風景のなかの建築

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  • サイズ B5判/ページ数 159p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309762395
  • NDC分類 523.193
  • Cコード C0352

出版社内容情報

「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の世界遺産登録推薦書の提出を控え、関心が高まっている。気鋭の学者による初の決定版ガイド!

【著者紹介】
鹿児島大学大学院教授。平成17年度日本都市計画学会論文奨励賞受賞。

内容説明

浜辺や丘、木立のなかにひっそりとたたずむ個性的な魅力にあふれる教会堂。静謐な祈りの空間へと旅しよう!!気鋭の学者による初の決定版ガイド!多くの教会堂建築を手がけた鉄川与助の作品なども一挙掲載!

目次

序章 教会堂への道(教会堂への道;教会堂のひろがり)
第1章 風景・暮らしと教会堂(長崎の地理・風景・集落;素材と建築の多様性 ほか)
第2章 花と木の教会堂(旧五輪教会堂―久賀島;江袋教会堂―中通島 ほか)
第3章 石の教会堂(頭ヶ島天主堂―頭ヶ島)
第4章 煉瓦の教会堂(宝亀教会堂―平戸島;黒島天主堂―黒島 ほか)
第5章 コンクリートの教会堂(紐差教会堂―平戸島;浜脇教会堂―久賀島 ほか)

著者等紹介

木方十根[キカタジュンネ]
名古屋大学工学部建築学科卒業。東京芸術大学大学院美術研究科建築理論専攻修士課程修了。2004年、名古屋大学より博士(工学)の学位取得。現在、鹿児島大学学術研究院理工学域工学系教授。2005年、日本都市計画学会賞(論文奨励賞)受賞。著書に、『社宅街―企業が育んだ住宅地』(共著、学芸出版社、2009年/2011年、日本都市計画学会石川奨励賞受賞)、『「大学町」出現―近代都市計画の錬金術』(河出書房新社、2010年/平成二三年度不動産協会賞受賞)など

山田由香里[ヤマダユカリ]
神奈川大学大学院博士後期課程修了。平戸市教育委員会、各務原市教育委員会を経て2007年から長崎総合科学大学准教授。現在、長崎総合科学大学工学部工学科建築学コース・教授、博士(工学)。二〇〇九年度日本都市計画家協会楠本洋二賞最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ann

42
高校生の頃、聖書の授業で出会った師・遠藤周作をずっと追いかけていると、必然的に長崎の教会堂に興味を持つようになった。死ぬまでに行きたい私の真の聖地。外海の出津教会、黒埼教会には必ず。角力灘に沈む夕陽を愛犬の写真と見ることが出来たら思い残すことはほとんどない。2019/11/10

OKKO (o▽n)v  終活中

6
図書館 ◆長崎の教会堂建築の工法に着目。結果的に時代による様式分類となる。きりしたんとはまた別の切口で客観的に記述。大いに参考になる! ◆個人的には、木造ヴォールトの工事写真が非常に興味深く。また、鉄川与助の仕事を寺社建築も含めて端的に括りだしてくれてるのがわかりやすくて嬉しい ◆ファサードと外観にばかり目が行くわたくしであるが、あたかも木造でルネサンス様式を復元したかのような内部構造には目を引かれた。長崎は基本ネオゴシック、ネオロマネスクなんで興味薄なんだけど、時間ができたらゆっくり見直してみたい2018/01/16

インテリ金ちゃん

2
教会と教会堂の定義、納得しました。2017/03/12

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