角川新書<br> 海洋プラスチック―永遠のごみの行方

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角川新書
海洋プラスチック―永遠のごみの行方

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040823430
  • NDC分類 519.4
  • Cコード C0240

出版社内容情報

(目次)
はじめに ~このまま汚れた海でいいのだろうか
第一章 世界の海はプラスチックごみだらけ
第二章 プラスチックは地球の異物
第三章 マイクロプラスチックを生き物が食べる
第四章 わたしたち一人ひとりの力は小さいのか?

内容説明

プラスチックごみによる海洋汚染や生き物の被害が世界中で報告されるなか、日本でも2020年7月からレジ袋が有料化される。マイバッグを持つのはいいが、それは本当に意味があるのか。問題を追い続けるサイエンスライターが、永遠のごみの現状を報告し、納得感のある向き合い方を提示する。

目次

第1章 世界の海はプラスチックごみだらけ(海に川にあふれるプラスチックごみ;83億トンのプラスチック;動き出したプラスチックごみ対策;プラスチックごみ輸入禁止の衝撃)
第2章 プラスチックは地球の異物(プラスチックはリサイクルのはみだし者;「ポリ」がキーワード;生分解性プラスチックは救世主なのか?)
第3章 マイクロプラスチックを生き物が食べる(断片化するプラスチック;マイクロプラスチックは地球のあらゆるところに;わたしたちはプラスチックごみを食べている)
第4章 わたしたち一人ひとりの力は小さいのか?(ごみ拾いで海岸の環境をぎりぎり守る;プラスチックごみは大問題なのか;科学の知識を社会はどう使うのか)

著者等紹介

保坂直紀[ホサカナオキ]
1959年、東京都生まれ。東京大学大学院新領域創成科学研究科/大気海洋研究所特任教授。サイエンスライター。東京大学理学部卒業。同大大学院で海洋物理学を専攻。博士課程を中退し、85年に読売新聞社入社。在職中、科学報道の研究により、2010年に東京工業大学で博士(学術)を取得。13年、同社退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

105
冬の日本海を歩いているとゴミの多さにうんざり。漁網、ペットボトル、レジ袋、釣り糸、発泡スチレン他無数、全てプラスチックで出来ている。20世紀に入ってから使われだしたプラスチックその便利なものが今や人や生きものにとってとても不便なものとなっている。そして細かく分解されたプラスチックはマイクロプラスチックとなりそれを飲んだ魚や動物だけでなくそれを間接的に人が体内に取り込んでいるという事実が書かれている。それらは推定52兆個が海をさまよっているという。サブタイトルの永遠のゴミの行方、知っておきたい。図書館本2022/06/01

rico

89
誠実。それが本書の印象。今すぐプラスチックを使うのをやめる、既に海洋に出てしまったものを全て回収する、そんな、少なくとも当面は実現不可能な極論を唯一の解とするのではなく、積み上げた科学的事実に基づき、1つ1つ取り組んでいくことの意味を考える。まどろこしいし時間もかかる。でも正解のない問題には、こうして裾野から攻めていくしかないのかな。その輪が広がれば、社会は本当に変わるのかな・・・。新しい法律できたけど、例によって1番痛いとこは避けてる感じがして。原因を作っている行為にコストがかかる仕組みが欲しいところ。2022/01/10

きみたけ

72
直前に読んだ「火星に住むつもりです~二酸化炭素が地球を救う~」に続き地球環境を考える本でした。著者は東京大学大学院新領域創成科学研究科/大気海洋研究所特任教授でサイエンスライターの保坂直紀氏。海洋プラスチック問題を追い続けるサイエンスライターが永遠のごみの現状を報告し、納得感のある向き合い方を提示しています。最近マイバッグを持参する人が増えてきたように思いますが、地球にエコな対応かどうかはトータルで考えるべきで、思いはあってもやり方を間違えると意味がなくなってしまうんですね。勉強になりました👍2022/02/10

壱萬弐仟縁

65
プラごみはいつまでも残るという(29頁~)。最近、血液からもプラ確認されたというので、人間が捨てたものは処分し切れず、自らの体内にまた、ブーメランのごとく、取りこまれるというのを知って、改めて驚かされている次第だ。ペットボトルのペットとは、ポリエチレンテレフタレートという(77頁)。プラにはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなど、「ポリ」がついている(117頁)。警察官も監視、ポリは何を監視しているのか? 生産者、消費者、廃棄者、人間の行動を監視しているのだろうか? ゴミは捨てきれず取りこまれる。2022/05/01

ぴえろ

52
日常生活に欠かせないプラスチック。大量生産、大量消費そして大量のプラスチックごみ問題。知らないことが多く紹介されていて難しい部分もあったが分かりやすかった。原料の採掘から焼却処分までにマイバッグはレジ袋の約50倍の二酸化炭素を排出する。ごみの量の観点だとマイバッグは最低10回以上繰り返し使う必要がある。マイバッグを使う意味が無いと言ってる訳ではなくプラスチックごみ問題を解決するには一筋縄ではいかない、と。自分に出来ることを少しでもやっていこう。2021/03/28

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