文春文庫<br> 肝っ玉かあさん

電子版価格
¥702
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

文春文庫
肝っ玉かあさん

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167909093
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

昭和ホームドラマの原点・復刊!



東京・原宿にある蕎麦屋「大正庵」の女主人・大正五三子は、太っ腹で、世話好きで、涙もろいお人好し。くわえて体重もずっしり横綱級で、ひと呼んで「肝っ玉かあさん」。

この原宿の三大名物の一つともいわれる「肝っ玉かあさん」を主人公に、大正庵をめぐる人間模様を軽妙に描きつつ、ほろりとくる作品。



1968年4月から1972年1月まで全117回、3シリーズにわたって放送されたテレビドラマ「肝っ玉かあさん」。視聴率30%を誇り、その後「ありがとう」へと続く人気路線の先駆けとなった。



その脚本を担当した平岩弓枝が、ドラマを小説に書き直したのではなく、同じテーマで作者の思いを込めて小説にした。それが本書、『肝っ玉かあさん』である。



巻末の「四十六年後のあとがき」に、ドラマ「肝っ玉かあさん」役の京塚昌子との思い出が綴られている。

内容説明

東京・原宿の地元っ子の自慢といえば、原宿駅舎、欅並木に明治神宮。それに加えて、蕎麦屋「大正庵」のおかみ、という声も少なくない。大正五三子は心も身体も太っ腹、世話好きで、涙もろい、人呼んで“肝っ玉かあさん”。長男の嫁、孫育てに適齢期の娘…家族の悩みと喜びを、鋭くも軽妙に描く、これぞホームドラマの原点。

著者等紹介

平岩弓枝[ヒライワユミエ]
昭和7(1932)年、代々木八幡神社の一人娘として生れる。30年日本女子大国文科卒業後、小説家を志し戸川幸夫に師事。ついで長谷川伸主宰の新鷹会へ入会。34年7月「鏨師」で第41回直木賞を受賞。平成3年「花影の花」で第25回吉川英治文学賞受賞。10年、第46回菊池寛賞を受賞。16年、文化功労者。19年「西遊記」で毎日芸術賞受賞。28年、文化勲章受章。テレビドラマ、芝居の脚本も数多い。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品