ふくろうの本
図説 本の歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309761695
  • NDC分類 020.2
  • Cコード C0322

内容説明

石に刻み、木や葉に書くことから始まった。紙の発明、大印刷時代。デジタル化、本の未来形までを考える。

目次

1章 書物という仕組みは(本とはなんだろう―旅のはじめにあって;紙という舞台―この最強のメディア ほか)
2章 本が揺り籃から出る(アルファベットを書く―書体の工夫;漢字の書体 ほか)
3章 書物にみなぎる活気(グーテンベルクの存在;大印刷時代の展開 ほか)
4章 本の熟成した味わい(本は権利のかたまり―著者権と著作権;本の文明開化―本木昌造と福沢諭吉 ほか)
5章 書物はどこへゆくか(神田神保町―どっこいそれでも古本は生きている;デジタル化の衝撃 ほか)

著者等紹介

樺山紘一[カバヤマコウイチ]
1941年、東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。東京大学文学部教授、同文学部長を経て、東京大学名誉教授。国立西洋美術館長を経て、2005年より印刷博物館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翔(かける)

30
中世ヨーロッパの印刷技術や流通について知りたくて。この手の本は手元に置くだけで満足しちゃうことも多いのだけど、おもしろくて一気に読んでしまった(^^)大まかな流れをつかむには良い本だと思います。2019/03/08

ショア

27
人類の発明である本について図版入りでトピックごとに紹介。「多言語対訳聖書」の美しさ。読書人の話は面白い。広く知識のある人を読書階級として社会的地位を認知。現代でも読書サークルなど→読モのことかw 本とは何か 紙とそれ以前の木簡石牌への碑文 製本、本の設計レイアウト、アルファベットや漢字などの書体変化、仏典や写本、グーテンベルク活版印刷から欧州の大印刷時代、ネーデルランドの印刷所、図書館と禁書、検閲、翻訳、行商、博物館と旅行記、フランス革命の啓蒙に寄与した百科全書、印刷所、書斎、挿絵、小説の登場、本の権利2024/04/29

テツ

15
書物の歴史。手書き。写本。印刷と製本技術。人は知識を記しそれを伝え残すために力を費やしてきた。こんな平々凡々なイチプロレタリアートなぼくですら、好きなように本を手に入れて古今東西の賢人たちの思考に触れられる時代へのありがたさを痛いほど感じる。電子書籍が新しい書物の世界への扉へと誘ってくれているのだから食わず嫌いはせずにチャレンジしなければ、過去に書物を作り上げるために生きてきた名もなき人々に申し訳ないなと反省しました。2021/04/17

bonbon99

15
竹簡・木簡から電子書籍まで本の歴史をカラーで説明する本です。グーテンベルクの活版印刷が世界を変え、本が個人に届けられるようになりました。さらに電子書籍の発展で、省スペースで、本を後世まで永遠に伝えることができる革命が起こりました。ジョブズを代表する経営者が発明したタブレット・スマホを使って。この電子化の波はさらにうねりを加え、本の伝達手段を変えていくでしょう。2021/03/08

刹那

14
読んだとゆうより、鑑賞したといった方が正しい…笑図説はやっぱり分かりやすくて素晴らしい~\(^o^)/2013/10/16

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