ふくろうの本
図説 浮世絵入門 (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 151p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309761602
  • NDC分類 721.8
  • Cコード C0371

内容説明

主要浮世絵師62人、代表作・名品でたどる初期から明治までの歴史。系譜・判型・技法等も解説した浮世絵小事典。

目次

浮世絵とは何か
前史(洛中洛外図屏風から寛文美人図まで)
初期(浮世絵版画の誕生から紅摺絵まで;菱川師宣 ほか)
中期(春信の多色摺創始から歌麿の死まで;鈴木春信 ほか)
後期(英山の登場から広重の死まで;葛飾北済 ほか)
終期(横浜開港から明治の終焉まで;五雲亭橋本貞秀 ほか)

著者等紹介

稲垣進一[イナガキシンイチ]
東京生まれ。桑沢デザイン研究所・日本大学芸術学部美術学科(ヴィジュアルデザイン専攻)卒。グラフィックデザイナーとして勤務のかたわら幕末明治の浮世絵を収集研究。国際浮世絵学会常任理事。第二〇回内山賞(国際浮世絵学会賞)受賞。那珂川町馬頭広重美術館(栃木県町立)館長・東京工芸大学芸術学部講師等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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今日は決算前

2
○江戸時代中期から明治時代初期までの時代背景の解説と、代表作と簡単な経歴を浮世絵師毎に記載した解説書。代表作はカラー写真で、それぞれの特徴を表す作品が掲載されており、浮世絵に興味が出て少し知ってきている人には良書と思う。北斎、広重、歌麿位の知識しかないとふーんで終わってしまうように思う。時代も変わるし、求められるものも違う。その中でのそれぞれの絵師達の歴史も違い、それが絵の特徴に現れていて興味深い。鈴木春信、鳥居清長、歌川豊国、国貞、国芳、月岡芳年、豊原国周、小林清親の絵が見たい。【図書館本】2022/07/11

富士さん

2
浮世絵の全体像を俯瞰したいと思って読みました。同じような企画の本はいろいろありますが、ここは安心のふくろうの本。作家別年代順に作品を眺めていると、一つ一つの個性や流行が見えて来てより楽しめます。エログロありの低俗メディアある浮世絵は当然描き飛ばされる商業作品であり、必ずしも記名を必要としない量産商品でありながら、そこに個性や技術を競い、誇りを託した作り手がおり、それを愛した客たちの容赦のない視線に磨かれて発展して来たからこそ今の評価がある訳で、芸術として崇め奉るのはむしろ倒錯と言うべきだと思います。2017/11/11

シナチク

2
浮世絵の技法とともに画家の生涯も良く描かれている 他の画集なども併用して読めば楽しいかもしれない 2012/12/21

takao

1
ふむ2021/11/02

ゆり

1
★★★★☆ 見ていてウキウキした!!もっと浮世絵について知りたいなーって思った。2013/09/09

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