内容説明
ニューヨークの摩天楼、上海、マイアミ、フランス、チェコ、ロシア、チュニジア、そして日本。１９２０～３０年代に世界中を席巻し、人々を魅了した、地球的規模で広がった最初の建築スタイル。世界中を歩いた建築の専門家が記す永久保存版。
目次
第１章 アール・デコとは何か
第２章 ヨーロッパのアール・テコ建築
第３章 北米のアール・デコ建築
第４章 中南米のアール・デコ建築
第５章 オーストラリアとニュージーランドのアール・デコ建築
第６章 東アジアのアール・デコ建築
第７章 南アジアと東南アジアのアール・デコ建築
第８章 北アフリカのアール・デコ建築
第９章 日本のアール・デコ建築
著者等紹介
吉田鋼市［ヨシダコウイチ］
１９４７年、兵庫県姫路市生まれ。１９７０年、横浜国立大学工学部建築学科卒業。１９７７年、京都大学大学院建築学専攻博士課程単位取得退学。１９７３～７５年、エコール・デ・ボザールＵ．Ｐ．６、および古建築歴史・保存高等研究センター在学（仏政府給費留学生）。横浜国立大学助手・助教授・教授を経て、同大学院教授。専門は建築史・建築理論。工学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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きゅう
8
ジグザグ、流線型、幾何学模様の装飾に、特徴的な柱型やら窓のデザイン等々、アールデコ建築は100年くらい前に生まれたものだけどいま見ても色褪せずかっこいい。見ていると無性にドキドキしてしまう……。本書ではヨーロッパをはじめ世界各地のアールデコ建築が紹介されていて、それぞれの土地の伝統的なデザインとうまく融合して独自のアールデコが生み出されてきたことがよくわかりました。アールデコ建築をめぐる旅、行きたいなあ。できることなら1920〜30年代にタイムスリップしたいくらい！2021/01/28
Ｍａｉラピ
6
アール・デコ建築を巡る旅、行きたいな。モダニズムも好きだけど、やっぱりアール・デコはそこに遊びがあると言うか、余裕やゆとり、人生の彩りを感じる。吉田鋼市先生の講義ってきっと楽しいんだろうな♪2010/11/26
takao
2
アール・ヌーヴォー（非対称な曲線)に始まりアール・デコ（対称な幾何学）に終わる2017/01/24
森香
2
デザインの一大ムーブメントだったアール・デコ。パリ、ニューヨークからインド、香港に至るまで世界各地に点在するアール・デコ建築を集めた本。地域ごとに土着のモチーフ（例えばカナダの楓や中国の反り屋根など）が用いられているのがよくわかる。ロシアのスターリン・デコとポーランドのキュビズム建築に興味が湧いた。国内だと駒澤大学図書館と大丸心斎橋、旧毎日新聞京都支局に行ってみたい。 作品紹介は日本語のみ。もし英語表記も併記されていたら、いろいろググって楽しめたのに。2015/04/09
mamaboo
0
私が好きなのは旧朝香宮邸
