内容説明
ベツレヘムでの降誕、ヨルダン川での受洗、ガリラヤ湖での宣教、最後の晩餐、ゴルゴダの丘での十字架刑、そして復活。わずか三十三年といわれるその生涯が、二〇〇〇年前と変わらぬ聖地の風景と多くの図版でよみがえる、決定版・イエス・キリストの物語。
目次
1 おさな児イエス
2 宣教前のイエス
3 荒野のイエス
4 宣教するイエス
5 癒すイエス
6 蔑まれた人々とイエス
7 弟子たちとイエス
8 マリアたちとイエス
9 群衆とイエス
10 孤独のイエス
11 十字架の道
12 復活のキリスト
著者等紹介
河谷龍彦[カワタニタツヒコ]
1947年、山口県柳井市生まれ。早稲田大学卒業。1974~85年まで、イスラエルに滞在、ヘブライ大学に学ぶ。ヘブライ文学とイコン研究のかたわら聖地ガイドをつとめる。現在、イスラエルをはじめ、中東・ヨーロッパの巡礼地や遺跡を訪ねる旅のプランナー、およびガイド(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くり坊
2
章立てが1)おさな児イエス2)宣教前のイエス3)荒野のイエス4)宣教するイエス5)癒すイエス6)蔑まれた人々とイエス7)弟子たちとイエス8)マリアたちとイエス9)群衆とイエス10)孤独のイエス11)十字架の道12)復活のキリスト、全12章の1冊です。わたしは第5章「癒すイエス」を配布資料としてコンビニのコピー機で「A4」サイズにして、これをスキャナーでパソコンにてPDFファイルにして使用予定です。それなりに読み応えがあり、入門書よりも、少し難しいレベルの本だと思います。キリスト教の知識があると復習になる。2024/10/11
黒胡麻
1
イエス・キリストのいた当時の雰囲気、イエスの行動がどういう状況でなされたのかがよく分かった。ローマの百人隊長がなぜそこにいたのかや、同じイスラエルでもイエスの故郷の緑豊かなガリラヤ地方と乾燥して険しい首都エルサレムで雰囲気がまったく違うことなども知らなかった。2025/01/25
ikatin
1
筆者独自の解釈も含まれているのであろうが、流れに沿って地図を見ながら読み進めるとかなりわかりやすい。ほぼ無知の自分にとっては極めて参考になった。しかしこれは奥が深いぞ。2011/08/28