内容説明
源平争乱の舞台を駆け抜けた31年―その光と影。
目次
巻頭エッセイ 悲劇の人・義経(池宮彰一郎)
義経の生涯―激動と悲運の三十一年
義経伝説総覧―牛若丸からジンギスカンまで
源平争乱と女たち
戦術家義経の兵法
伝統芸能の中の義経
山びと義経の徴証―語りから実像へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
2
ふむ2023/04/30
Go Extreme
1
義経の生涯―激動と悲運の三十一年 義経誕生: 父義朝敗北 鞍馬山 奥州藤原氏の庇護 黄瀬川で頼朝と対面 義仲追悼・宇治川の戦い: 木曽義仲挙兵 平氏一門都落ち 宇治川の先陣争い 義仲滅亡 一の谷の戦い: 平家の西海彷徨 生田ノ森の戦い 奇襲・鴨越 敦盛の最期 尾島の戦い: 冷遇される義経 逆櫓論争 屋島奇襲 那須与一 義経弓流し 壇ノ浦の戦い: 源平最後の決戦 西海に消えた平氏一門 深まる頼朝との溝 義経逃避行: 源朝追悼の宣言 静御前との別れ 再び欧州へ 衣川に死す 義経伝説総覧―牛若丸からジンギスカン2024/09/05
rbyawa
1
f073、冒頭を読んで気負いすぎかと思ったものの(源義経が政治力があったという内容、そこはいいんだけど論拠がなぁ)、全編ではバランスの良いいい内容だったんじゃないでしょうか。非常に身体が軽かったこと、全軍において機動力に異様に長けた武将だったこと、民衆人気は当時から非常に高かったものの、付き従う兵士は多くなかったらしいこと、まあルックスはともかく、女から見て好かれるタイプだったんじゃないかなこれ。静御前ってフィクションではないのね、兵法を学んだ可能性が、てのは面白かったけど、まあこの証拠だとここまでかな。2015/03/29
花椿
0
★★★2019/05/19