内容説明
この話おぼえていますか。幼い頃に、聞かされた、読んだ、なつかしい昔話のかずかず。室町から明治までの貴重な絵本を多数収録。
目次
御伽草子と五大昔話(浦島太郎;かちかち山;鉢かづき ほか)
名作昔話絵本選(金太郎;一寸法師;かぐや姫 ほか)
昔話の歴史(御伽草子の誕生―室町時代;昔話の広がり―江戸時代;新たなる昔話の展開―明治時代 ほか)
著者等紹介
石井正己[イシイマサミ]
1958年、東京生まれ。東京学芸大学大学院修士課程修了。現在、東京学芸大学助教授。日本文学・口承文芸学を専攻する。遠野物語研究所客員研究員・研究主幹、旅の文化研究所運営評議委員・研究主幹を務める
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感想・レビュー
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花林糖
14
(図書館本)室町時代の御伽草子から昭和の戦後の昔話絵本を紹介。掲載されてる図版が当時のものなのが嬉しい。「安達が原」「俵藤太」「猿の生き肝」「猫の草子」「地蔵浄土」などは初めて知りました。海外向け絵本が印象的で面白い。2016/12/23
みよちゃん
5
ストーリーテリングに関わって随分と時が経ったが、この本の視点では、日本の昔話が時代の流れによって変化して来た事、元の話の起源は特に言及されてないが、絵や言葉が話を膨らましている事が多いなど参考になった。2018/03/27
rapo
3
知っている話、知らない話、出版当時の挿絵が満載で楽しめた。2022/11/16
戸隠(とがくし)
3
挿絵がシュールすぎる・・2015/02/18
takao
2
ふむ2021/07/26