出版社内容情報
電気に頼らない、捨てない・買わない。始末よく、人を育てるくらし!シンプルでミニマムな毎日の原点を、昭和のくらし博物館長が伝授
小泉 和子[コイズミ カズコ]
昭昭和のくらし博物館館長。元京都女子大学教授。『昭和のくらし博物館』『ちゃぶ台の昭和』『昭和の結婚』など多数。松本家住宅、朝香宮邸など、多くの文化財建造物の家具インテリアの修復復元に携わる。工学博士。
内容説明
ぜひおすすめしたいのがぬか漬けです。意外と大事なのは、はたきがけです。雑巾はたくさん持ち運んでつぎつぎにきれいな雑巾を使います。ぬか袋で木製の家具を磨くと艶がでます。シンプルでミニマルな生活のお手本がここにある!!
目次
第1章 電気に頼らないくらし方(エアコンのない夏の過ごし方;しつらいの面白さ ほか)
第2章 捨てない・買わないくらし方(ぬか漬けのすすめ;野草茶―雑草がおいしいお茶に ほか)
第3章 始末のよいくらし方(洗い張りでリサイクル;今でも有効な虫干し ほか)
第4章 人を育てるくらし方(昔ながらの大掃除;暮れの年中行事だった障子張り ほか)
著者等紹介
小泉和子[コイズミカズコ]
1933年、東京生まれ。登録文化財・昭和のくらし博物館館長、石見銀山国指定重要文化財熊谷家住宅館長。家具道具室内史学会会長。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
70
再読だが何度でも読みたい本。何でもかんでも買うと思考力が鈍り、頭が悪くなるという著者の考えに賛成!無から有を生み出す力こそが日本人の頭脳の源泉だと思う!!!「買わないと賢くなる」の名言は、毛筆で書き、額装して飾りたいほどです。扇風機が登場したのは何と昭和30年代半ば!それまではうちわ!大田区にある昭和のくらしの博物館、そういえばまだ行っていなかった!秋に行こう🍂2024/07/18
yomineko@ヴィタリにゃん
70
心を込めて再読📚昔は洗濯もご飯炊きも重労働だけど家族が助け合っていた。特に子ども達😊昔は洗濯石鹸がなかったのですすぎも簡単だった筈。どのおうちにもバケツ2杯の洗濯物がありせっせと毎日手洗いしていた。揚げ油は酸化しないとの結論が出ているため、著者のお宅では捨てた事がないとか。何にも捨てない買わない昭和の暮らしが今こそ、新しい!!!お金を使い楽をするごとに頭がどんどん悪くなって行く。ついでに体も衰えて行くと思う。2023/08/07
yomineko@ヴィタリにゃん
60
読み友様からのご紹介本です📚良かった。昭和は良い。知らないのに良いと思えるのは祖父母の質素な生活を思い出すから。涙出そう。著者は「買うと頭を使わない。無い中から生み出すと、買わないと賢くなる」と仰る。その通りと思わず叫ぶwww今は何でも手に入る。だけど昔の人達は何もなかった。たらい1杯の水で全身を洗ったという。洗った水さえも粗末にせず使うその精神を見習いたい。この本、欲しいです!そして島根県の重要文化財・熊谷家に是非行きたい。昭和の暮らし博物館さえもまだ行ってないとは!いいなぁ~昔!!!2022/11/04
たまきら
40
読み友さんの感想を読んで。へえ!下丸子付近にこういう民家を活用した博物館があったとは知りませんでした。墨田区にも古い建物は多少残っていますが、暮らし方のワークショップをやったりするような企画はあまり聞いたことがありません。いいなあ。工夫生活の部分がとても面白くて、特に竹ぼうきは開拓地で作ってみたいです。フルカラーなので、わかりやすくて楽しめました。面白かった!…下町の長屋は今もこんな感じだけど。2023/08/19
シルク
26
漬物にときめくの( ´Д`) 美味しい漬物があると、自分はつい白いご飯とそれで食べてしまう。「柴漬けがあるじゃないか♪」「高菜あるから、高菜炒飯とお味噌汁でいいや~」とかな。肉なしで済ますようになり、そうすると(MEC食を試した結果分かったが)自分は、体に力が入らなくなりふ~らふ~らになる……。以上のことを思い知って、なるべく漬物ごはんにならないようにしている今日この頃。だけど手作りの美味しいお漬物……福神漬け、柴漬け、ああそれに梅干しv 「肉もちゃんと摂る」を守った上で、いつか是非試したい事柄であった。2018/05/25
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