Kawade道の手帖
宮本常一―旅する民俗学者 (増補新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 231p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309740508
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0039

目次

口絵 宮本常一写真集成 オン・ザ・ロード―写真という「記憶の島」
巻頭言 知恵の宝庫の発掘作業
宮本常一の思い出 エッセイ
特別対談 旅する民俗学者―今なぜ宮本常一なのか(谷川健一;佐野眞一)
宮本常一の継承 エッセイ
評論
レポート
増補資料 「土佐源氏」幻のポルノ版 「土佐乞食のいろざんげ」(伝・宮本常一)
資料

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きいち

15
佐野vs谷川健一、谷川vs宮本、宮本vs水上勉の三本の対談が発言が若々しくて面白い。◇谷川の宮本評、「信仰とか神とか仏とか来世だとか他界とかの助けを借りないで目の前の庶民そのものを見て」る、柳田折口との違い、谷川が言うと重みがある。◇その対談で初版時に紹介されてて、そりゃ読みたい、と思った「ポルノ版土佐源氏」。なんと新版では夜店のゾッキ本として発見されたという現物が増補された。いやこれは確かにこちらがオリジナル、の味わい。のびのびと描写された二人の「お方さま」の主体性、リアリティが半端ない。2013/08/06

tecchan

1
旅する民俗学者「宮本常一」氏の業績が一冊で分かりやすくまとめられている。著作集未収録の講演録や対談、さらには関係した著名人等のエッセイ・評論など幅広く収録。「風景の良いといわれるところに住む人はどこでも貧しかった」という氏の言葉は、少子高齢化が急速に進み過疎地の村が消えていく現今、誠に切ない。2017/10/26

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