内容説明
七五〇回大遠忌、他力、愚禿、その本質に迫る。
目次
親鸞は何を為した人だったのか―親鸞研究の今
論考
キーワードで読みとく親鸞
いま、教えに学ぶ 分別が破られた先に―透明な親鸞の知恵
対談 島薗進(宗教学)×高山貞美(神学)―親鸞、そのひらかれた可能性 外部からの問いかけ
解題
親鸞論集成
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハタ
2
親鸞、浄土真宗についての解釈、自論をまとめた本である。 様々な視点や考え方からの自論が山あり谷ありで書いてある印象を受けた。特に右翼の方の自論はその人の個性が出ていて濃い。またこの本で始めて知ったのだが玉日姫以外に婚約した相手がいたのは驚きである。色々と異端児だったのだなあと再認識できた。2015/04/11
yuri
1
解釈の仕方って人どれぞれなんだ。なんで、こんなにいろいろ論じられるのか?親鸞の魅力なのか。一生悩んだ人らしい。勉強しても行動に移しても、ずっと悩み続けるなんて、人って難しい・・・。2012/06/30