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内容説明
明るくって、おちゃっぴいで、元気いっぱい!!昭和の世にマルチな画才を発揮したアーティスト、「くるくるクルミちゃん」の生みの親、松本かつぢの全軌跡。
目次
1 抒情画ギャラリー
2 漫画セレクション
3 異国のロマンに想いをはせて
4 大好き!かつぢグッズ
5 物語の世界への誘い
6 エッセイ
著者等紹介
内田静枝[ウチダシズエ]
1969年、埼玉県生まれ。弥生美術館学芸員。玉川大学大学院文学研究科修士課程修了。平成9年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
姉勤
32
レトロ少女冊子特集の、物憂げな面差しの挿絵に惹かれて、探して。それは松本かつぢの才能の一面でしかなかった。初期のポパイやディズニーの影響を感じ、個性を手に入れてからの、クルミちゃんという女児の愛らしいキャラクター。引き手数多の仕事からのワンポイントのデザインには さくらももこ的なルーツを感じ。 自身のインタビューとエッセイ、お弟子たちの思い出話から、時代を超えて愛される作品を生み出した磊落でおしゃれで、美食家で子供達が大好きな人物が浮き上がってくる。 巻末にバイオグラフィと発表作品群、美術館の紹介。2019/05/07
スノーマン
26
ほぼカラーでイラストが拝めて幸せ。本当に絵が上手い人って、どんなタッチでも描けるということやね。ディズニーのパクリみたいなイラストも味があって面白かった(笑)興味があることにはどんなことでも取り入れて新しいことにもチャレンジして、家族も大切にして、本当いい人生の送り方!どの絵もとってもチャーミング。2018/01/23
小鈴
12
フイチン再見のマンガで初めて知った松本かつぢだ。大正昭和の中原淳一などの叙情画家のように最初はブームに乗って叙情絵を描いていたが、おセンチより明るく楽しい絵を描きたいと方向転換してくるみちゃんブームを産み出す。が、中原や蕗谷虹児が再評価されるなか忘れられた存在に。くるみちゃんのイラストは見たことがなかったけれど可愛くて好き。あの太い足が子どもをよく見ていると思う。上田トシコも寄稿。コンビの赤ちゃんのイラストはなんか見たことがあります。2015/08/25
ゆき
1
シュッとしたきれいなお兄さんであり、イラストはどれも生き生きしていて見ていてとても気持ちがなごむ。 2015/07/18
めっちー
0
きらきらしてて宝石箱みたいな絵が魅力的。絵柄の使い分けもさることながら、男も女も素敵。2013/05/23