内容説明
チーズの豊かな世界への招待。ヨーロッパから中東、そしてアジアへ、チーズ発見の旅。ミルクから始まる物語。
目次
序章 ヒマラヤのチーズ作りとオーストラリアの大農場から
世界のチーズ(ヨーロッパのチーズ―伝統のチーズから世界の食卓へ;中東のチーズ―乳の文化発祥の地で;モンゴルのチーズ―遊牧民の知恵)
チーズを作る
チーズという食べもの―乳利用の文化
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コジ
27
世界各地の酪農が盛んな地域を取材して、文字通り「チーズの文化」を写真と共に解説する本書。紙面の大半を写真が占めるので情報量は意外と少ない印象。こういった食本は「美味しいものが食べたい」とついつい食欲優先で選んでしまいがちだが、たまには食の文化や歴史を学び知識を増やすのも大切なことだと教えてくれる一冊。最近ちょっと話題の微生物(本書の場合は乳酸菌)の力と先人たちの知恵、そしてチーズ職人のこだわりに感謝。よーし次はチーズレシピ本だ!(食欲優先)2015/10/07
じじちょん
3
インドや中東、モンゴル、欧州のチーズの起源と各地の作り方を写真付きでまとめた本。写真が多いのでイメージがしやすい。冷蔵庫がない時代に牛乳を保存するために自然とヨーグルトやチーズという形になった。宗教上動物の殺傷は禁止されているため、乳製品で栄養を補っていたと。ベジタリアンと乳製品とは切っても切れない関係という事が分かった。だからチーズやヨーグルトの食べ方も幅が広い。2024/08/17
takao
1
ふむ2021/07/17
新橋九段
1
写真と共に世界のチーズのことがよくわかる。入門編にはいい感じかな。どうしても情報量が少なくなるので、物足りなさとわかりにくさはあるが。2015/04/25
かい
0
チーズが食べたくてたまらないときに見つけた本。牛乳から発生するあらゆるものが食生活に入り込んでいる文化圏が紹介されている。2015/09/26