内容説明
豊かな味覚の世界を満喫。道ばたの屋台の香り、食材があふれる市場、どこか懐かしい味つけ、美味しさの旅への誘い。タイ、マレーシア、シンガポール、カンボジア、ラオス、ビルマ、インドネシア、フィリピン、ブルネイ。
目次
1 東南アジア、食の情景
2 米と麺の伝統
3 味つけの魅惑
4 食材の饗宴
5 市場から食卓まで
6 食卓にて
7 食は路上にあり
8 雲南で食を考えた
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なにょう
7
図書館で以前から何回か手に取ってた本。三食三食現地で食べ続けた筆者ならではの著作。これは1997年に記された本であるが2010年代に中国で起こっていることとそう変わらない。人々は市場に自宅でとれた野菜を持ち込む。一方で都市ではスーパーマーケットで世界中の食品を入手することができる。路上での屋台と警察の鬼ごっこ。そしてインドと中国と東南アジア独自の要素がミックスされた独特な多様な食べ物たち。この薄さでこの情報量、写真の量、とても満足した。やっぱこんな本が当たり前に流通してる日本っていい国だ。2015/03/15
Akihiro Nishio
6
写真は多いが、文章も普通の新書程度にはある。情報量が多いため読むのに時間がかかってしまった。もちろん学術本ではないので、系統だって分類し説明するということはない。旅先で観察した風景を自分なりに解釈するというスタイル。正直、自分には物足りなかったかな。 2015/01/04
takao
2
ふむ2021/06/02
Tomomi Hori
1
東南アジアの食といえば、大陸部。