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内容説明
織田信長が上杉謙信に贈った狩野永徳筆の絶品。華麗。雄渾。登場人物二四八五人。応仁の乱後の復興しつつある京を舞台に、四季と名所を織り込み、多彩な物語と老若貴賤の男女を躍動感あふれる筆致で描いていた洛中洛外図の白眉。フルカラー。
目次
序論 上杉本「洛中洛外図屏風」―「語り部」としての絵(平安京と「京都」の成り立ち;「洛中洛外図」とは)
本論 上杉本「洛中洛外図屏風」を見る(応仁の乱後の京―つくられたイメージ;京の変貌―「洛中洛外図」に見る新時代性;人びとの姿―変わらぬものの象徴;四季と祭礼―京の遊びと芸能)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
3
ふむ2021/06/27
ソーン
2
一つ一つの事物の説明が詳しいのはNHKの「洛中洛外図屏風」よりずっと良いが、本が小さいので読みにくい。屏風のどこの部分の説明か一々前のページに戻って広げて見なければならないのに疲れてしまった。でも、写真と説明の割合が適当なのはこの本だけだと思う。2023/06/22
OKKO (o▽n)v 終活中
2
「京都学フィールドワーク」受講、ウワサに聞く「洛中洛外図」の意味と価値、そして読み方を習う。「あんなゴチャゴチャしてるだけで、パース狂いまくり二次元的配置めちゃくちゃ人間ちまちま、何が面白いの?」とか言っちゃっててゴメンナサイ。京都ならではという括弧書きつきではあるが、現代の地図に丹念に照らし合わせ、画中のキャプションを一つ一つ読み、人間一人一人を虫眼鏡で見ればこんなに面白いんだ! と、現在は完全に改心しております ◆頭に載せた籠で荷物を運ぶお母さん、そこにまとわりつく娘の図にほのぼの感動、ちょっぴり涙。2014/02/20
nrm
0
若 たぶんこれ2009/03/12




