図説 琉球王国

図説 琉球王国

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309724829
  • NDC分類 219.9
  • Cコード C0321

内容説明

広大な海域に位置して中国・東南アジアとの輝かしい大交易時代を築いた海の王国。中国、幕府・薩摩との重層的国際関係のなかで〔自立〕して独自の文化を成熟させた王国の全貌。

目次

第1部 古琉球(王国の成立;大交易時代;尚真王の時代;グスクは語る)
第2部 近世(薩摩の琉球侵攻;冊封と進貢;王府支配の確立;揺らぐ王国)
琉球王国史年表

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翔亀

38
【沖縄7】"ふくろうの本"はビジュアルな歴史テーマ本として良書が多いが、その一冊。「琉球王国」とあるが、先史から明治の琉球処分までの通史だ。時代ごとの4名の分担執筆ということもあり仲村清司「本音で語る沖縄史」【沖縄6】に比べると客観的、伝承は排して検証できた歴史的事実に基づき教科書的、しかし写真や図版が多くて琉球史の全体像を把握するには好適だろう。ここでは印象残った数点を列記する。1)琉球は大航海時代に海洋通商国家として隆盛を誇った。日本より先んじてアジアの交易ネットワークに参入し、ポルトガルなど↓2021/10/21

ナディ

24
20年近く前の出版なので、やはり今とは様子が違う写真も多い。何冊読んでも、なかなか沖縄の歴史や民俗は難しいというか、入りづらい。その土地そのものを感じきることが理解を進めるのであろう。ガイドブックにはない資料は楽しい。2016/02/26

takao

1
ふむ2021/07/05

富士さん

1
再読。わずかな紙幅の中で、古琉球以前から始めて琉球処分までの長い時間を扱っており、専門性は望むべくもないですが、図や写真が多く楽しめます。ふくろうシリーズらしく、手堅い執筆陣で内容も充実しており、それぞれの時代の内政、外交、文化に目配りの行き届いたバランスのよい構成で、琉球史記述の教科書的な構成になっていると思います。一般の琉球通史は外向きの記述に偏っているのではないでしょうか。一番琉球らしく、最盛期でもあったはずの第一第二尚氏交代期・尚真王時代の政治や文化の扱いがどこでも本書程度な気がします。2016/06/17

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