• ポイントキャンペーン

田村隆一全集〈5〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 539p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309709857
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0392

内容説明

言葉の技を駆使した詩集「狐の手袋」と生前最後に発表された黙示録的な詩集「1999」、そして独特の東京を巡る散文群と晩年の鎌倉での穏やかな日々に書き残された未刊行エッセイの数々。地霊を引きずり出す詩人の鮮やかな手際。

目次

詩(狐の手袋;1999)
散文(ぼくのピクニック;絵本太平楽―ぼくの交響楽より;ぼくの草競馬―ぼくの草競馬より;ぼくの中の都市―ぼくの中の都市より;ぼくの銭湯論―ぼくの憂き世風呂より;ジャスト・イエスタディー―ジャスト・イエスタディーより;本のない図書館―未刊行エッセイ;鎌倉の日々―未刊行エッセイ;心に浮ぶままに―未刊行エッセイ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

 

1
田村隆一て本当に何度も同じことばかり書いていてびっくりするし、らしいと思う。ほとんど、前に書いたことをまた書き写すように繰り返すのがすごいし、たぶん本人もあまり意識していない。一気に読むと、「あれ?これどこかで読んだな」というグルーヴ感がやばいし、たぶん酒でも飲みながら彼の詩と同じように引き出しの少なさ故に同じことをそのまま書いて原稿の字数を稼ぐ感じがイカス(勘違いしないでほしいが。褒めてる)鮎川信夫の嫌味なほどの引き出しの広さと本当に対照的。2025/04/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1234638
  • ご注意事項

最近チェックした商品