出版社内容情報
西行とその影を慕った芭蕉は、旅人でもあった。『ミクロコスモス:松尾芭蕉に向って』『西行』全編と『芭蕉遠近』抄録。著者代表作。
内容説明
第5回は古典論の代表作!漂泊の二大歌人俳人、西行と芭蕉に関するエッセイを網羅。
目次
ミクロコスモス―松尾芭蕉に向って(ミクロコスモス―松尾芭蕉に向って;自己引用の振幅;風羅坊の実存 ほか)
芭蕉遠近(発見と再生の旅路―西欧紀行文と『おくのほそ道』;不可知の道の奥へ―『おくのほそ道』私見;色・匂い・音で味わう―芭蕉のシネステシア ほか)
西行(桜に生き、桜に死す…;武門からの出立―略伝(一)
円寂への旅路―略伝(二) ほか)
著者等紹介
高橋英夫[タカハシヒデオ]
1930年、東京生まれ。文芸評論家。東京大学文学部独文科卒業。著書に、『批評の精神』(亀井勝一郎賞)、『役割としての神』(芸術選奨文部大臣賞)、『志賀直哉 近代と神話』(読売文学賞)、『時空蒼茫』(藤村記念歴程賞)、『母なるもの―近代文学と音楽の場所』(伊藤整文学賞)、翻訳書に、ケレーニイ『神話と古代宗教』(日本翻訳文化賞)などがある。2019年、逝去。日本芸術院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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