年表作家読本<br> 芥川龍之介

年表作家読本
芥川龍之介

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  • サイズ A5判/ページ数 222p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784309700533
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0395

内容説明

この一冊で芥川龍之介のすべてがわかる芥川龍之介。日々時々を追った詳細な生活事項と作品活動、芥川自身の手紙や文章、肉親知友の証言、エピソード、没後史、260点の写真図版を組み合わせて浮彫るヴィジュアル版作家読本。

目次

幼少年時代
三中・一高・東大時代
海軍機関学校教官時代
作家時代(前期;中期;後期)
晩年と死
没後史

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サトゥルヌスを喰らう吾輩

3
一気に読んでしまった。自殺へむかって進んでいく年表であるわけなので読むほうも相応にしんどくなって行きますが、読んでよかった。ひとの人生って略歴でも編集されてても重たいものだなあ。ふー。というポッカリ感でいっぱいな読後感。あと、一般的な芥川龍之介の伝記において「発狂」した母としてしか描き出されないフク像を長女の夭折、夫による虐待などと絡めて論じた点がフェアでよかった。従来私小説とみられていた作品についても伝記的事実との差異が指摘されています。写真もいっぱいで充実。2021/08/25

:*:♪・゜’☆…((φ(‘ー’*)

1
年表作家読本の名の通り、作家の生前(両親や家系図等)没後のあれこれ、すべての小説と主要なエッセイ等を順を追って網羅的に知りえるすばらしい資料。読者の興味ありそうな部分を膨らまして楽しく盛り上げてくれるのがKAWADE夢ムック、もっと深く整理して全部知りたいならこのシリーズ、誰かの解釈を知りたいなら伝記が役に立つと思った。結構で豊かな青春時代を謳歌していたこともわかった。芥川の実母が「発狂」した事情もあり、おそらく発狂というよりノイローゼだとうとのこと。実父がチーム渋沢栄一のやりてだったとは知らなかった。2019/04/27

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