内容説明
異常性愛、犯罪心理、フロイトやユングが解析した無意識、夢、コンプレックス…の正体から、心身症やパニック障害など現代人を悩ませる「心の病」と、その要因、そして治療までを解説。心の中で、何が起こっているのかがわかる本。
目次
第１章 心の不思議にせまる、精神分析の基礎知識―無意識って何だろう？
第２章 心の奥に潜む“ちがう私”との見えない葛藤―人が悩む本当の理由は？
第３章 壊れやすい精神を守る１４の心の働き―欲求不満を解放せよ！
第４章 夢に隠された“心の叫び”と“思い”とは―夢の暗号を解く
第５章 抑えがたい“あの衝動”の正体をのぞく―性と愛が歪んでいく謎
第６章 あなたも“当事者”になるかもしれない―心の闇が悲劇を生む
第７章 誰もが、知らないうちに蝕まれている―現代人の心が危ない
第８章 身近にある“不安”を放っておいてはいないか―ストレスが、あなたを縛る…
第９章 あなたがあなたに“ＳＯＳ”を発している―心が「体の異変」を誘う
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
亜緒
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犯罪者や性癖、性格などあらゆる点から解説してくれる本でした。ただ、読み終わって「ふーん」というぐらいで、印象にあまり残っていないのが現状です(笑)ま、面白いっちゃ面白いですけどね。あくまで精神分析参考ですね～。2015/06/09
narix
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なるほど、わかりやすいのでオススメだけど個人的に欲しい情報や解決策がなかった。入門書すぎたので、解決方法のってるの欲しいな。2014/07/21
おももち
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心理学について興味が湧き、自分自身が当たり前に使っていた言葉や用いていた考え方を変えてくれる本だった。普通に過ごしていると細かなことには気が付かず見て見ぬふりをして通り過ぎてしまうこともこの本を読んだことでこれまでの知識や経験から自分の考えを固定化して物事を見たり考えたりしていることがわかった。実際精神というのは目には見えない曖昧なものだからこそ色々な視点から考えることができるため今回読んだこの本も1部の知識として頭に入れておきたいと感じた。2023/03/26
かっちゃん
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なんだか精神的に疲れたなって時に、何故今こうなってるのか知りたくて読み始めた本。 精神分析を通して、自分の行動を俯瞰して見てみると「なるほど、そういう事か」と合点がいくことが多くて面白かった。2022/11/27
アパッチ
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無意識は自分で掘り出せず危険なものだと書いてあったが、自己概念は無意識を除いたものでできているとすると正確さを欠くと思う。 無意識に押し込んだコンプレックスを発見し、捉え方を変えて受け入れることはありなのだろうか？ 青い鳥症候群(ふさわしい職場を探し転職を繰り返す)は自己評価と他者評価のギャップによって生まれており、自分の評価軸、価値観を変化させることでおさまると思った。2018/06/03
