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内容説明
明治以降、急速に発展した鉄道は日本という国をどう変貌させたか?!地図に刻まれた鉄路と駅は、わが国の近現代史を雄弁に語る。
目次
一直線に走る鉄路も、曲がりくねった路線も、すべては“その時代”の要請だった
明治新政府の「富国強兵」は民間の鉄道建設が支えた―幕末から明治中期までの「鉄道地図」を読む
明治末までの産業発展が地方鉄道、近郊私鉄を生んだ―明治中期から後期までの「鉄道地図」を読む
都市の膨張、大衆文化の到来で東京と関西の鉄道網が完成―大正から昭和10年代までの「鉄道地図」を読む
高度経済成長の国土を、ビジネス特急「こだま」が疾走―第二次大戦から昭和30年代までの「鉄道地図」を読む
国鉄民営化、赤字線廃止…鉄道も「リストラ」の波をかぶった―昭和40年代から平成、そして未来の「鉄道地図」を読む
著者等紹介
野村正樹[ノムラマサキ]
1944年、神戸市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。67年、サントリー(株)入社。営業部、宣伝部、マーケティング部などで活躍。86年には『殺意のバカンス』で推理作家としてデビュー、91年には『シンデレラの朝』で日本文芸大賞現代文学賞受賞。93年、サントリーミュージアム「天保山」開館を推進し、広報部長を歴任。95年、独立し、マーケティング、サラリーマンのライフデザイン、トレンド、広告、推理小説などの著作・講演活動に専念。『嫌なことがあったら鉄道に乗ろう』(日本経済新聞社・第30回交通図書賞受賞)など鉄道に関わる著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。