虐殺の世界史

歴史の謎を探る会【編】

河出書房新社（2008/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 254p／高さ 19cm
• 商品コード 9784309650869
• NDC分類 204
• Cコード C0022

内容説明

この世に人間ほど“恐ろしい生き物”はいない…切り開いた腹から腸を引き出していき、時間をかけて絶命させる「内臓ぬき」の刑、拷問具で頭をじょじょに締めつけていき、ついには頭蓋骨を粉砕する「鉄カゴ」の刑など、明かされることのなかった、おぞましい「暗黒の世界史」が、いま暴かれる。

目次

１　なんて残忍非道！「処刑」の世界史
２　むごたらしさに戦慄！「拷問」の世界史
３　残酷きわまりない！「冷血な女」の世界史
４　独裁者は恐ろしい！「血に飢えた王」の世界史
５　暗黒社会におののく！「魔女狩り」の世界史
６　背筋が凍りつく！「殺人鬼」の世界史
７　奇怪で不気味！「秘密結社」の世界史
８　身の毛もよだつ！「陰謀と暗殺」の世界史
９　驚愕の正体に身震いする！「超能力者」の世界史
１０　不可解で神秘すぎる！「信仰」の世界史

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[金吾]

処刑、拷問、冷血な女、血に飢えた王、魔女狩り、殺人鬼、秘密結社、陰謀と暗殺、超能力者、信仰の項目でエピソードが書いています。一つ一つの話は短いもののそこから新たに本を読んでいくかも知れないと思いました。アリ・ネズミやタコ・カニに食われる刑は嫌すぎます。

2025/07/08

[長岡紅蓮]

「処刑」「拷問」「冷血な女」「血に飢えた王」「魔女狩り」「殺人鬼」「秘密結社」「陰謀と暗殺」「超能力者」「信仰」の世界史をまとめた本。一つ一つのページが短く、辞書、辞典のような感じ。興味の湧いたものは他の書籍で調べてみようかしら。 処刑は思い浮かべただけで、痛々しく思いました。現代に生まれてこれたことを幸せに思います（笑）。

2020/06/28

[komeri]

家本：初心者向けの本。少し大げさに描写されているところもあったため、内容を鵜吞みにはしちゃいけないなーなんて思いながら読みました。現実に昔本に書かれていたことが起きており、そのことに背を向けてはいけないな、と思った。

2014/07/10

[若菜]

初心者向けの本。忘れていた知識も多く復習に役立った。やはり中世ヨーロッパは素晴らしい。魔女狩りなどもそうだが、キリスト教に縛られた世界観だからこその狂気。

2014/02/24

[獣狼ＺＡＫＩ]

猟奇で虐殺である話は血の風呂と串刺し公はある漫画で知ってるが…。異端者の人生をさらに詳しく読んでみたくなる。なら、もうこういうペーパーバックを買うのはもう止そうかなぁ…。