内容説明
誰かが遭遇し、人づてに語り継がれてきた恐ろしい都市伝説。その正体は化け物か、心霊か、それとも“人間の闇”が生む怪現象か…。デマや噂では片づけられない“現代の恐怖”があなたを襲う。
目次
第1夜 世にもゾッとする話―隣にある恐怖(人間シチュー;居座る老婆 ほか)
第2夜 世にも奇怪な話―不可解な事件(壁に耳あり;失われた転校生 ほか)
第3夜 世にも不気味な話―死者の来訪(泳ぐ首;双子の生首 ほか)
第4夜 世にも惨い話―悲劇の連鎖(八甲田山の怪異;七人坊主 ほか)
第5夜 世にもおぞましい話―化け物との遭遇(新・人面犬;人犬 ほか)
著者等紹介
山口敏太郎[ヤマグチビンタロウ]
1966年、徳島市生まれ。作家・妖怪研究家・超常現象研究家。多様な分野に渡るエッセイや論文、小説コンテストにおいて11回の受賞歴を経て、プロ作家に転身。妖怪サイト「妖怪王」、ブログ「妖怪王」を主宰。また、妖怪イベントなどのプロデュースも精力的に行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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夢追人009
144
都市伝説と言うのは真実ではない話が多そうですが、まあそういう細かい事に拘らずにシンプルに楽しめればそれでいいのだと思いますよね。「行くぞ、行くぞ」携帯電話に何度も「行くぞ、行くぞ」とだけ話し続ける声に苛立って「ああ、こいよ、いつでもこいよ!」と答えた瞬間に家を急な山崩れが襲った。「チンチン電車」心から泣ける話。酔った父を迎えに行った母と娘が帰りの道で暴走車に突っ込まれ娘を庇った両親が亡くなる。娘は成長して嘗て暮らした町に来ると廃線になった筈のチンチン電車が目の前に現れ車窓から両親が笑顔で手を振るのだった。2020/06/21
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