出版社内容情報
源頼朝亡き後、頼家の代に導入された「13人の合議制」とは何だったのか。鎌倉幕府の本質と北条時代への移行期の真相に迫る。
内容説明
源頼朝が急死した後、武家の棟梁の座を継いだ頼家。その代に導入された「13人の合議制」とはいったい何だったのか。関東の秩序と地理、文官の役割、頼朝をめぐる女性たち、朝廷との距離感、北条氏の思惑…頼朝以前にさかのぼって鎌倉幕府の本質を明らかにしながら、武士政権というそれまでにない権力体、新しい世の始まりをリアルに描き出す。
目次
序章 鎌倉幕府とは何か
第1章 「13人の合議制」とは何かを考えるために
第2章 頼朝以前
第3章 鎌倉幕府の成立
第4章 「13人の合議制」の真実
第5章 そして内乱へ
著者等紹介
本郷和人[ホンゴウカズト]
1960年、東京都生まれ。東京大学史料編纂所教授。博士(文学)。専攻は日本中世政治史、古文書学。『大日本史料』第5編の編纂にあたる。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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