内容説明
衣食住から仕事、町のしくみ、文化・芸術まで。蔦屋重三郎が生きた“べらぼう”な時代をイッキ読み!町人や武士らの日常生活がビジュアルでマルっとわかる!蔦重の生涯をダイジェストで紹介!
目次
序章 蔦屋重三郎が行く
第1章 江戸の文化を楽しむ
第2章 江戸の町を歩く
第3章 江戸の日常生活をのぞき見る
第4章 江戸のしくみとルールを知る
第5章 江戸の商いを学ぶ
著者等紹介
安藤優一郎[アンドウユウイチロウ]
1965年、千葉県生まれ。歴史家。文学博士(早稲田大学)。早稲田大学教育学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程満期退学。「JR東日本・大人の休日倶楽部」など生涯学習講座の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mike
78
蔦重発信の江戸文化は勿論、幕府のしくみ、庶民の暮らし、商い等を分かりやすく感単に説明。将軍の食事は意外に質素で、脂の多い秋刀魚、鰯、鮪や魚の干物、貝類等NGの物が結構あって驚いた。庶民は普通に口にしていた食材なのに。260年も続いた江戸時代なのに、城が無いのはつくづく残念だなと思う。2025/04/06
ひろ20
19
江戸の町と暮らしが、写真、地図、浮世絵等が盛りだくさんで、わかりやすい解説となっていました。大河ドラマを観るうえで、より楽しめそうです。一番興味あるを引いたのは、人々は物を捨てないことを前提に生活していたという事。どんな物でも修理職人がいた。残った「灰」までもが灰買いという業者いて、最後の最後まで使い切るという精神があって、昔の人々の暮らしを学びました。2025/06/22
ひろさん
8
図書館の大河ドラマ「べらぼう」コーナーにあった、蔦重の生きた時代の江戸の暮らし。巻頭30ページ余りで蔦屋重三郎の功績を詳しく紹介。そのあとは文化や生活、江戸の街の暮らしのハンドブックのようになっている。ビジュアル版だけにかなり詳しく分かりやすくとても便利です。大河ドラマ副読本としてとても良いと思います。2025/03/19
みさと
2
美しい浮世絵とともに、そこに描かれている江戸時代の暮らしを解説と一緒に眺める。まずは大河ドラマの主人公蔦屋重三郎。江戸時代のメディア王がプロデュースした作家、浮世絵師たち。舞台となった吉原、歌舞伎、落語など多彩な町人の暮らし。権力の頂点に君臨する将軍ですら質素な食事であれば、金を持った町人が最高。平和と繁栄を享受し、ファッションを楽しみ、銭湯で情報交換し、うまいものを食べる。しかし、庶民の暮らしは苦しく、狭い裏長屋に住み、日雇いで食いつなぎ、刑罰は過酷で身売りが当たり前。何でもありのカオスが江戸の魅力か。2025/02/17
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