内容説明
アマテラスの天石屋ごもりから、ヤマトタケルの東西遠征、スサノオのヤマタノオロチ退治、稲羽の素兎まで。記紀のあらすじをイッキ読み!面白くて奥深い日本最古のドラマをイラスト図解でわかりやすく解説!神々と天皇のつながりがわかる系統図付き!
目次
序章 「記紀」の基礎知識―日本の起源を記す『古事記』と『日本書紀』まずはその基本事項を押さえる
第1章 天地のはじまりと神々の登場―天地が分かれ、男女の神が登場。そこに次々に神々が生まれ、日本列島ができていく
第2章 日本列島の誕生―地上世界で国づくりに邁進したオオクニヌシ。しかし、その国を支配したのは…
第3章 神の世から人の世へ―天孫ニニギの子孫が地上を支配するようになり、初代神武天皇が登場する
第4章 英雄たちの伝説―大和で成立し、支配地域を広げるヤマト政権。その背景には英雄たちの活躍があった
第5章 王権での権力闘争―皇位をめぐって繰り返される争い。その争いに終止符を打ったのは誰か?
第6章 国家・日本の確立―理想に燃える皇子たちが「日本」という国家の形をつくり上げる
著者等紹介
三橋健[ミツハシタケシ]
1939年石川県生まれ。神道学者。國學院大學文学部日本文学科を卒業後、同大學大学院文学研究科神道学専攻博士課程を修了。ポルトガル留学を経て、國學院大學神道文化学部及び同大学院で教鞭をとる。2010年に定年退職。現在は國學院大學博物館客員教授、「日本の神道文化研究会」の代表として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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