出版社内容情報
本邦初訳作を収めた70年代編開始。スヌーピーが初めてジョー・クールに。ペパーミントパティの親友マーシー初登場。第3回配本。
内容説明
平日版626作、日曜版105作、全731作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
75
映画「ある愛の詩」が話題になった頃。ウッドストックは、この映画を12回観たという。ピーナッツでも様々な愛が描かれる。ルーシーはシュローターが好きだが無視されている。野球でキスしてもらう権利を得たのにルーシーは強がってキスしない。チャーリー・ブラウンはいまだに赤毛の子を想っている。ペパーミントパティのチャーリーへの気持ちは微妙だ。初登場のマーシーからも彼女の愛を指摘されたり、偶然見つけた赤毛の子に会いに行ったりする。小説を書くスヌーピーは、照れてラブストーリーが書けない。このもどかしい愛が何とも微笑ましい。2021/09/20
ぐうぐう
31
1971年から1972年に発表された作品を収録した11巻。ここでマーシーが初めて登場する。それまでペパーミント パティはチャーリー・ブラウンと一緒にいることが多く、教室ではフランクリンと会話しているのが逆に新鮮だ。肝心のマーシーは、初登場時にはかなり煙たがられる存在。名コンビとなるには、しばしの時間を必要とする。チャーリー・ブラウン「ぼくは自分が欠点だらけでいやになるよ… 本気でよりよい人間になりたいと思うよ 自分が完璧な人間だってわかってたらどんなだろう?」(つづく)2020/01/31
風に吹かれて
18
1971-1972の731編の作品収録。 タイプライターに向かうスヌーピー。『戦争と平和』を読むスヌーピーである(読むのは、なぜか一日一語)。著述家スヌーピーが何日も思案して書いたのが、Things I’ve Learned After It was Too late. (手遅れになってから私の学んだこと) A whole stack of memories will never equal one little hope. (山ほどの思い出もひとつのささやかな希望にしかず) →2022/11/02
Book Lover Mr.Garakuta
18
非常に興味深い作品である。コギミ良い奥深さと情緒あふれる背景と個性豊かな登場人物。ユーモアたっぷりなセリフには、一言一言に重みがあると感ず。次は16巻だ2020/02/01
Book Lover Mr.Garakuta
15
センターバックのウッドストック可愛らしかった。スヌーピーも、渋い。2020/03/08