出版社内容情報
ゴーグルとスカーフを身につけたスヌーピー……第一次世界大戦の撃墜王が空を行く。ペパーミント パティ初登場。第2期第3回配本。
内容説明
スヌーピーの冒険の日々が幕をあける。完全版全集第8巻は、1965~1966年発表作を収録。この巻でスヌーピーは、第一次世界大戦の撃墜王となってレッド・バロンの追跡を開始し、タイプライターを持ち出して執筆を始め、深夜のデートを繰り返し、犬小屋を火事で失い、ごはん皿を頭にかぶって旅に出る。ルーシーとライナスが引っ越しでお別れに?チャーリー・ブラウン、キャンプ場で友だちになったロイから野球好きの女の子を紹介してもらう―ペパーミントパティ初登場。…平日版626作、日曜版104作、全730作。
著者等紹介
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年、東京生まれ。詩人。52年、第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。翻訳、絵本、作詞など幅広く活躍。75年、『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、83年、『日々の地図』で読売文学賞、93年、『世間知ラズ』で萩原朔太郎賞、2010年、『トロムソコラージュ』で鮎川信夫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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keroppi
95
スヌーピーの活躍が目立ってくる。なんと言っても「第一次世界大戦の撃墜王」が登場する。レッド・バロンとの空中戦を妄想するところなど実に楽しいし、スヌーピーがカッコいい。この巻では、犬小屋も火事で焼けてしまう。ゴッホの絵も焼失してしまうが、次に建てた家に飾られたのは、なんとアンドリュー・ワイエス! なかなか趣味のいいスヌーピーである。ルーシーとライナス姉弟のエピソードも色々楽しい。引っ越してしまうのには驚きだが、ライナスの毛布がルーシーを襲うところなんてホラーだね。2021/08/01
ぐうぐう
21
夜のリンクで出会った女ビーグル、そして赤毛の女の子、スヌーピーとチャーリー・ブラウン、それぞれの恋の季節。さらには、パパの転勤で引っ越したルーシーに、なんと想いを馳せるシュローダーのエピソードには仰天!、まさしく今巻は「恋するピーナッツ」(とはいえ、ルーシー一家はすぐに戻ってくるんだけどね)。そして、ついについに、ペパーミント パティが初登場! 彼女のチグハグな感じは、初登場当時から顕在だ。そんなパティに、読者も思わず恋すること必至。やっぱり今巻は「恋するピーナッツ」だ!2020/10/19
風に吹かれて
18
1965.1.1~1966.12.31付け730編収録。 スヌーピーが棲んでいる家は前の巻で地下室があることやゴッホの絵が飾ってあることが分かった。本巻では、何とスヌーピー邸宅が火事で焼失する。再建後に飾られている絵がアンドリュー・ワイエス! 邸宅内の図は無く見学している人たちの会話の吹き出しで知るのみなので、ネットでだがワイエスの絵を鑑賞する時間を持てて良かった。さらに、スヌーピーは、コンタクトをしていること、邸宅内でシャワーを浴びることを知る。飽きがこない『ピーナッツ』である。 2022/05/03
りえこ
10
大好きなピーナッツの世界。今回は、スペリング大会が出てきたり、海外の文化も知れてとても楽しく読みました。2021/01/27
言いたい放題
1
図書館。返却期限のため。P028の誰かさんの晩ごはんの時間だ! まで読了。またすぐに借りる。2024/09/03