出版社内容情報
なぞなぞ、掛詞、折句、判じ絵、回文、都々逸……面白いことばあそびを紹介しながら、日本語という言語の仕組みを解き明かす。
今野 真二[コンノ シンジ]
1958年生まれ。清泉女子大学教授。日本語学専攻。『辞書をよむ』『漢字からみた日本語の歴史』『百年前の日本語』『かなづかいの歴史』『振仮名の歴史』など著書多数。
内容説明
言語は単なるコミュニケーションの道具ではない―。なぞなぞ、縁語、掛詞、折句、沓冠、いろは歌いろいろ、『徒然草』のなぞ、口合・地口、無理問答、判じ絵、回文、考え物、都々逸…『万葉集』から、なぞなぞの宝庫と言うべき中世、言語遊戯百花繚乱たる江戸、幕末・明治まで、おもしろいことばあそびを紹介しつつ、時代時代の言語生活の息吹を感じながら、日本語という言語のワンダーランドへ読者をいざなう。
目次
第1章 ことばあそび事始め(あそびのあることば;ことばあそびからみた言語 ほか)
第2章 いろは歌あれこれ(ある助詞を使わないで和歌をつくる―『万葉集』のチャレンジ;同じ仮名を使わないで和歌をつくる―『古今和歌集』のチャレンジ ほか)
第3章 中世―なぞなぞの宝庫(『徒然草』のなぞ;連歌とことばあそび ほか)
第4章 江戸時代―言語遊戯百花繚乱(江戸のことばあそび;『剽金福寿草』のことばあそび ほか)
第5章 幕末・明治―雅俗をつなぐミッシング・リンク(幕末明治のことばあそび)
著者等紹介
今野真二[コンノシンジ]
1958年、神奈川県生まれ。早稲田大学大学院博士課程後期退学。高知大学助教授を経て、清泉女子大学教授。日本語学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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5〇5
畳
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でろり~ん