内容説明
「人の世に熱あれ、人間に光あれ。」―「水平社宣言」にはじまり差別糾弾闘争、そしてその限界を突破した70年代の狭山闘争をへて、反差別を全社会に波及させたあと、新たな模索の時代にはいった被差別部落民の闘いは何を問いかけているのか。その戦後から現在まで、運動、行政、文化などの各領域の経験を思想的に検証しながら、“デモス”=排除された民の宣言の可能性に迫る、俊英による、いまだ誰もなしえなかった果敢な試み。
目次
第1章 戦後部落解放運動の検証のために
第2章 狭山闘争の思想史
第3章 芦原病院小史―同和行政の総括のための試論
第4章 “黒い翁”の発見
第5章 地域社会の未来
終章 『ふつうの家』と『地の群れ』
著者等紹介
友常勉[トモツネツトム]
1964年生まれ。東日本部落解放研究所をへて、現在、東京外国語大学国際日本研究センター専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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