河出ブックス<br> 竹中労―左右を越境するアナーキスト

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河出ブックス
竹中労―左右を越境するアナーキスト

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  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309624372
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0395

内容説明

一人で闘うならば、誰とでも共闘できると訴えたアナーキスト・竹中労。「右翼青年だった僕が竹中と出会った時、竹中は“敵”だった」…何故、“敵”であった竹中に、共振し、魅了されたのか。“左右を弁別すべからざる状況”を共に闘った著者が解き明かす、アナーキスト・竹中労の体験的評伝。没後20年を経て再生される、自由を希求するための苛烈な言論と行動。

目次

第1章 呂律の人・竹中労(「天皇はそんなに大事なのか?」;「冷たい論理」よりも「熱いリズム」 ほか)
第2章 左右を弁別すべからざる状況―大杉栄と里見岸雄、その思想(竹中労、太田竜、平岡正明、「三バカ大将」;天皇を守るのではなく、我々が天皇に守られている ほか)
第3章 群れるから無力なのだ(「敵」を誉め、「支持層」に喧嘩を売る;実務が出来る「竹中労務店」 ほか)
第4章 科学から空想へ―左右連携のために(信念を貫けば、十字架が待っている;右翼と左翼は同じ根から出たのだから ほか)
第5章 友よ!来たりて風となれ!(日本赤軍・丸岡修と竹中労;悪人の味方・遠藤誠に“竹中”を見た ほか)

著者等紹介

鈴木邦男[スズキクニオ]
1943年福島県郡山市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。学生時代は「生長の家」学生会全国総連合(生学連)に所属し書記長として活躍。その後、全国学協委員長。政治活動家。新右翼団体「一水会」顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てら

3
竹中労の死から20年…風化せず、逆によみがえってきているのは嬉しいことだ…と書いて、いやこの人が未だに必要とされる日本って…と暗然とする。「新右翼」の旗手・鈴木邦男による、竹中労の思い出。まったく、ムチャクチャな人しか出てこない本。その中で常に台風の目だった竹中労。「おっちょこちょいの鬼たち」と戯れ、自らもその中の一匹として生き、死んでいった。その魂は「プロジェクト・タケナカ」として冷凍保存され、日本中の禿頭の男の人格に上書きされ…うわなんだお前らはなs2012/09/15

小野島 大

3
きちんとした評伝ではなく、著者との個人的関わりを軸に、左翼/右翼を超越した政治思想家・運動家としての竹中を描く著。時に極端に感情的になる筆致はそれなりに魅力的だが(鈴木の著書を読むのは初めてなので、過去の著作と比べてどうかはわからない)、竹中のきわめて重要な側面である音楽/芸能/カルチャー方面への言及がほとんどないので、その点では物足りなさが残る。むしろ竹中との交流を題材に、鈴木自身の青春を描いたエッセイと言えるかも。2011/12/30

半木 糺

2
竹中労と実際に親交のあった鈴木邦男による評伝。しかし竹中に関する記述よりも、興味深かったのは「伝説のおかま」東郷健襲撃事件の顛末である。偶然街中で東郷の姿を見かけた同士に向かって(おそらくこの人物は木村三浩であると思われる)「天の助けだ。今しかない。自転車ごと体当りして、あとは半殺しにしろ」と命令する鈴木。穏やかそうに見えても、やはり鈴木邦男という人間は根っからの武闘派なのだ。2014/08/08

sasha

2
う~ん、竹中労の評伝だと思って購入したので肩透かし。著者が竹中と関わった青春の回顧録だよね。ルポライターとしての竹中というより、その思想を時代の空気と共に思い出してるって感じか。それにしても、野村秋介の名前が懐かしかったなぁ。2012/07/22

youhei11

2
竹中労の事を知りたいと思って読むと拍子抜けかも。ただ鈴木邦男が語ることに意味がある。アナキスト竹中とあの時代の空気を知る為であればとても良い。2012/01/15

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