河出ブックス<br> 自動車と建築―モータリゼーション時代の環境デザイン

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河出ブックス
自動車と建築―モータリゼーション時代の環境デザイン

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309624280
  • NDC分類 518.84
  • Cコード C0352

内容説明

われわれはフロントガラスの向こう側に、どのような環境を創出してきたのだろうか。自動車の登場によって生み出された建築・都市デザインを問い直す。

目次

序章 自動車のために創出された建築と都市
第1章 ハイウェイの建築
第2章 スカイラインの建築
第3章 パーキングの建築
第4章 ロードサイドの建築
終章 モータリゼーションによる環境の変容

著者等紹介

堀田典裕[ホッタヨシヒロ]
1967年、三重県生まれ。名古屋大学大学院環境学研究科都市環境学専攻助教。Lab/Archit.共宰。名古屋大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程修了、博士(工学)。日本学術振興会特別研究員、デルフト工科大学建築学部研究員、名古屋芸術大学などの非常勤講師を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たー

6
自動車との関係性から建築を論じるという切り口が少なくとも私には新鮮。ただ建築の知識に乏しい私には文章だけでは建物のイメージがつかみにくかった。2011/08/26

メルセ・ひすい

3
15-20 C・D・ブキャナン曰く…もし、万一自動車が輸送手段として続くことに関して何か重大な疑問があるとすれば、自動車交通を収容するために思い切った費用のかかる都市改造を始めることは、ばかげている。方法論『建築』『建築文化』『新建築』『スペースデザイン』等建築雑誌数十年分。歴史…A・ツォニスとL・ルフェーブルの戦後建築とデルフトでの生活。「ユニオン造形文化財団空間造形デザイン在外研修制度」のたまもの。我々はフロントガラスの向こう側に、どのようにどのような「環境」を生み出したのか。自動車社会到来50年。2011/06/09

ftoku

2
自動車の登場によって都市・建築デザインがどのような課題を迫られ、どのような挑戦をしたのか、日本における事例を通してふりかえる内容。本書で扱われている作品の多くが、既に存在しないことから、何を読み取るかが結構重要な気がする。…ところで、妙に読みづらくて疲れる本でした。2011/07/09

カエル子

1
積読本の中でもっとも謎だったのがコレ。どういう意図でどこで買ったのかまったく思い出せない。自動車が庶民にも手の届くものになり、それまでの距離と時間の概念を一変させはじめた頃、伴って新しく建築物が生み出されてきた。ハイウェイ、サービスエリア、ガソリンスタンド、国民宿舎、ターミナルビルなど、後世に名を残す建築家たちが手掛けたそれらの多くはほとんど残っていないらしい。地震の多い国だから、安全を考えると仕方がないけど残念な話ですね。とか言いつつ、さほど興味を持てなかったのでがんばっての読了。2020/10/16

鯨、或は山田

0
近代、都市そのものの在り方、そしてそれらの繋ぎ方を大きく変えた交通である自動車を受け入れるにあたって、建築はどのように立脚点を変えてきたのか。自動車を使って移動する大衆に供されることになる建築は、どうあるべきなのかという試行錯誤のドキュメンタリー、みたいな感じ。2017/07/17

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