内容説明
「どうして罪を犯すと、罰せられるの?」「結婚は、だれとでもできるわけじゃないの?」「権力を監視する法律はあるの?」…法律は、違法か合法か、国によって違うこともあるし、何が正しくて何が間違っているかは、時代とともに変化する。わたしたちが公平で、暮らしやすい世の中であるために、日々アップデートされているはずなんだ。自分を守るための法、知らないだれかを救うための法、テクノロジーと法、多様性と法、戦争と法…世界の最前線で、いま、法はどうなっているんだろう?
目次
第1章 刑法
第2章 民法
第3章 法の作りかた
第4章 国境を越える法
第5章 人権
第6章 正義
第7章 大きな疑問
第8章 つぎはどうする?
著者等紹介
山本龍彦[ヤマモトタツヒコ]
慶應義塾大学法科大学院教授。慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)副所長。専門は憲法学、情報法学。慶應義塾大学法学部卒業。同大学院法学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学、慶應義塾大学)。ワシントン大学ロースクール客員教授、司法試験考査委員などを歴任。現在、内閣府消費者委員会委員、デジタル庁・経済産業省「国際データガバナンス検討会」座長、総務省「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会」座長代理などを務める。KDDI Foundation Award本賞受賞(2021年)
川野太郎[カワノタロウ]
1990年熊本生まれ。翻訳家。訳書にノーマン『ノーザン・ライツ』、ミレット『子供たちの聖書』(以上、みすず書房)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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