奇想コレクション
ページをめくれば

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  • サイズ B6判/ページ数 365p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309621883
  • NDC分類 933
  • Cコード C0397

内容説明

人工衛星の打ち上げに沸く時代、発展にとり残された小さな学校にひとりの男の子が転校してきた…本邦初訳の「ピープル」シリーズ「忘れられないこと」をはじめ、デビュー作「おいで、ワゴン!」、異星人との交流を描いたハート・ウォーミングな物語「いちばん近い学校」、過去が見える眼をもつ女性がみた世界「鏡にて見るごとく―おぼろげに」他、全11篇を収録。

著者等紹介

ヘンダースン,ゼナ[ヘンダースン,ゼナ][Henderson,Zenna]
1917年、アリゾナ州生まれ。50年代アメリカを代表する女性SF作家。大学を卒業後、小学校の教師となり、51年、「おいで、ワゴン!」でデビュー。以後、教職をつづけながら、SF雑誌を中心に執筆を行う。83年、六十五歳で死去

安野玲[アンノレイ]
1963年生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒。翻訳家

山田順子[ヤマダジュンコ]
1948年生まれ。立教大学社会学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

38
子供達と教師によるポップでキュート且つシビアな物語。表題作のノスタルジックなほろ苦い切なさといったらないですし、「しっー!」の意味するものが怖すぎます。何、あのラスト!「忘れられないこと」のリリカルな異種間交流と「光るもの」のほんわかとした希望のあるラストが好きです。逆に男の子にからかわれた女の子なら誰しも持ったであろう無垢な残酷さが光る「信じること」もお気に入りです。2013/07/30

miroku

28
無垢な子供が主人公の短編集。無垢は無知ではない。怪異と柔軟に向き合う姿勢が不思議な読み心地を生む。2015/11/15

maja

15
ゼナ・ヘンダースンの中短編集。「おいでワゴン」のみ既読。ヘンダーソンは小学校の教師だったとか。一定の距離を保ちながら注意深く子供たちを見守る女性教師像の姿を想像した。「光るもの」「一番近い学校」「ページをめくれば」「鏡にて見るごとくーおぼろげに」あたりが好き。 2022/05/15

スズツキ

10
最初の方はまぁまぁというか平均的というか、そんな感じだったんだけど、中盤からいくつかなかなかなものが混じってきて、終わってみれば結構楽しめた短編集でした。お気に入りは「小委員会」。これはもうね、卑怯だよ。もろに私の好みじゃないか。2013/02/20

すけきよ

8
女性的、というか、"お母さん"的な雰囲気。長年、教師を務めていたこともあって、教師が語り手で、不思議な子供がやってくるという話が多い。子供の想像なのか、それとも現実なのか、という(大人の)不安の描写が巧み。こう見ると、「信じること」がテーマになっている作品がほとんど。でも、信じたからと言って、必ず幸せになれるわけじゃないのが苦い。2006/02/25

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